出版社内容情報
炭水化物やタンパク質、微生物などの基礎知識から始まり、調味料、肉、魚、乳製品など、それぞれの食品の発酵のしくみを易しく解説。発酵食品にはどんなものがあるでしょうか。味噌、醤油、納豆、かつお節、漬物など、日本古来の食品はもちろん、パンやチーズ、ヨーグルト、ソーセージ、ピクルスなど、世界中に様々なものがあります。さらに、日本酒、焼酎、ビール、ワイン、ウイスキーなどの酒類もみんな発酵食品です。本書では、化学者である著者が、炭水化物やタンパク質、微生物などの基礎知識から始まり、調味料、肉、魚、植物、乳製品など、それぞれの食品の発酵のしくみを易しく解説していきます。そして、農業やエネルギー、現代化学産業と発酵技術の関わりにも言及していきます。
第1章 微生物がもたらしたプレゼント、それが発酵食品だ!
第2章 発酵って、そもそも何だろう
第3章 食品の成分を科学の目で見る
第4章 味覚と調味料の関係を科学の目で見る
第5章 味噌・醤油……発酵調味料をもう一歩知りたい
第6章 野菜の旨味を引き出す発酵のちから
第7章 魚介類の旨さは発酵から生まれる
第8章 肉の旨さと発酵にはどんな関係があるのか
第9章 乳製品の発酵食品にはどのようなものがあるか
第10章 発酵されたお茶・紅茶・お菓子はどうつくられるか
第11章 「お酒と発酵」の関係を探る
第12章 衣食住の「衣・住」にも発酵が貢献?
第13章 現代の化学産業と発酵
齋藤 勝裕[サイトウ カツヒロ]
著・文・その他
内容説明
食品にとどまらず、産業面にまで広がる「発酵」の活躍を、化学者である著者がやさしく丁寧に解説。全体像が見える「超」入門。大人が教養を楽しめる。
目次
微生物がもたらしたプレゼント、それが発酵食品だ!
発酵って、そもそも何だろう
食品の成分を科学の目で見る
味覚と調味料の関係を科学の目で見る
味噌・醤油…発酵調味料をもう一歩知りたい
野菜の旨味を引き出す発酵のちから
魚介類の旨さは発酵から生まれる
肉の旨さと発酵にはどんな関係があるのか
乳製品の発酵食品にはどのようなものがあるか
発酵されたお茶・紅茶・お菓子はどうつくられるか
「お酒と発酵」の関係を探る
衣食住の「衣・住」にも発酵が貢献?
現代の化学産業と発酵
著者等紹介
齋藤勝裕[サイトウカツヒロ]
1945年5月3日生まれ。1974年、東北大学大学院理学研究科博士課程修了、現在は名古屋工業大学名誉教授。理学博士。専門分野は有機化学、物理化学、光化学、超分子化学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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