疑問に迫る日本の歴史―原始・古代から近現代までを考えながら学ぶ

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疑問に迫る日本の歴史―原始・古代から近現代までを考えながら学ぶ

  • 松本 一夫【著】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • ベレ出版(2017/01発売)
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  • サイズ B6判/ページ数 325p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860644994
  • NDC分類 210.1
  • Cコード C0021

出版社内容情報

原始・古代から近現代までの注目テーマを取り上げ、史料や年表から歴史の真相を解き明かす。日本の歴史の新たな実像が浮かび上がる。史料から歴史の真相を解き明かし、その実像に迫る日本史教養書。本書では原始・古代から現代までの日本史の注目テーマを40取り上げ、史料や年表を用いて歴史の疑問を次々と解き明かしていきます。本文中で疑問を提示し、実際に史料を検討し自分で考えながら読み進められるので、まるで歴史研究の現場にいるかのようなワクワク感を味わうことができます。歴史を単なる知識ではなく、様々な史料を読み込むことで、当時の人々の生の声や歴史の実像を捉えることができる一冊です。

第1部 原始・古代
 1 縄文人の知恵
 2 邪馬台国論争はなぜ決着しないのか
 3 天皇家の系譜を考える
 4 聖徳太子の実像に迫る
 5 平城京遷都の真相
 6 遣唐使―その実像と中止の背景
 7 武士は地方と京都のどちらから成立したのか
 8 藤原道長の栄華と悩み
 9 平仮名・片仮名に見る国風文化の形成
第2部 中世
 10 鎌倉幕府の成立はいつか
 11 武士どうしの争いでもあった承久の乱
 12 御家人窮乏の実態
 13 ミミヲキリ、ハナヲソギ―阿?河荘百姓申状を読み直す
 14 東アジア史から見た蒙古襲来
 15 南北朝動乱期の一地方武士の苦難
 16 室町幕府と守護大名の「大人の関係」とは
 17 室町幕府「財政」の実態
 18 戦国大名の権力を支えていたものとは
 19 戦国期農民の危機管理
第3部 近世
 20 織田信長は本当に天下統一をめざしたのか
 21 豊臣秀吉の情報戦略
 22 「鎖国」は一種の開国
 23 島原の乱の実像
 24 大名にとっての参勤交代のメリット・デメリット
 25 慶安の触書はなかった?
 26 生類憐みの令に見る幕府のジレンマ
 27 農民は本当に貧しかったのか
 28 名主は領主と農民どちらの味方だったのか
 29 改革に挑んだ「金権」老中―水野忠邦と天保の改革
第4部 近現代
 30 世界史から見たペリー来航
 31 近代国家は江戸末期に準備されていた―綿工業の視点から
 32 廃藩置県成功の背景
 33 政府がまるごと長期海外出張―岩倉使節団
 34 自由民権運動の理想と現実
 35 日清戦争―開戦までの列強の思惑と日本の政略
 36 日露戦争「勝利」と欧米列強の思惑
 37 ワシントン会議と日本の思惑
 38 アジア・太平洋戦争への道
 39 日本国憲法誕生秘話
 40 東京オリンピックを支えた新しい試み

松本 一夫[マツモト カズオ]
松本一夫(まつもと かずお)1959年生まれ。1982年慶應義塾大学文学部を卒業後、栃木県の高校教員となり、20年間日本史、世界史等を担当する。専門は日本中世史。2001年博士(史学)。國學院大學栃木短期大学、宇都宮大学等で非常勤講師を務めた。その後、栃木県立文書館等を経て現在は栃木県立上三川高等学校長。南北朝期の軍事関係史を研究する一方で、日本史教育の実践的研究にも取り組む。おもな著書は、『東国守護の歴史的特質』、『日本史へのいざない 考えながら学ぼう』、同2(いずれも岩田書院)ほかがある。

内容説明

歴史研究の進展を踏まえて史料から歴史の真相を解き明かす!歴史研究者たちの思考を追体験する。

目次

第1部 原始・古代(縄文人の知恵;邪馬台国論争はなぜ決着しないのか ほか)
第2部 中世(鎌倉幕府の成立はいつか;武士どうしの争いでもあった承久の乱 ほか)
第3部 近世(織田信長は本当に天下統一をめざしたのか;豊臣秀吉の情報戦略 ほか)
第4部 近現代(世界史から見たペリー来航;近代国家は江戸末期に準備されていた―綿工業の視点から ほか)

著者等紹介

松本一夫[マツモトカズオ]
1959年生まれ。1982年慶應義塾大学文学部を卒業後、栃木県の高校教員となり、20年間日本史、世界史等を担当する。専門は日本中世史。2001年博士(史学)。國學院大學栃木短期大学、宇都宮大学等で非常勤講師を務めた。その後、栃木県立文書館等を経て現在は栃木県立上三川高等学校長。南北朝期の軍事関係史を研究する一方で、日本史教育の実践的研究にも取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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へくとぱすかる

57
著者が高校の校長先生であるということから、わかりやすい授業のような文体、しかも読者も考えながら学べる体裁が魅力。教科書では暗記主体になってしまうが、歴史のイメージと考え方が確実に身につく。あちこちに「なぜだと思いますか」と、問いかけることで、パズル的にも仕上がっていて飽きない。大学の先生では書けない本かも。読み進めてつくづく、歴史は関係性なのだと気づかせられる。特に近代史は世界中の情勢が微妙に関係してくるから、もし何か事件があれば、歴史は方向が変わっていただろう、と思わせる要素でいっぱいだ。2020/01/25

zaku0087

1
日本史が時代とともに変わるというお話。研究されていると解釈が変わったり、新資料が見つかったり歴史の解釈が変わるのだということです。確かに納得もするが、もう一息、書き手の意見を本音で話しても良いのではと思いもする。歴史解説本は、時々新しいものを読まなければいけないと感じさせられた。2018/02/01

ロバのパンや

1
あまり歴史を勉強しなかった僕でも、割りとスラスラと読むことができました。学生のときは社会科が好きではなかったですが、楽しく読めました。大人になったということでしょうか。2017/12/16

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