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Beret science
学んでみると気候学はおもしろい

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784860643621
  • NDC分類 451.8
  • Cコード C0044

出版社内容情報

気候学を学ぶことは気候問題を考える上で必須。本書は基礎から気候問題、地球大気の見方まで解説。気象に関心のある人にも最適です。

地球温暖化にヒートアイランド……。気候問題は人類にとって避けては通れない課題です。でも、そもそも気候って何でしょう? 気候学は、大気の状態を調べる学問なので、実は私たちにも身近な存在です。気候学を学ぶことは気候問題を考える上で必須。本書では、気候学の基本的な知識を解説し、地球を客観的にとらえる考え方を身につけることができます。環境問題に関心のある人はもちろん、気象学に興味のある人や気象予報士の方にも役立つ内容です。

第1章 気候学と気象学
 1・1 気候学とは?
 1・2 気候を理解するために
 1・3 気候要素に関する基礎知識
第2章 日本の気候
 2・1 日本の四季
 2・2 日本の気候の特徴
 2・3 日本の気候区分と私たちの生活
第3章 身近な気候
 3・1 大気境界層の気温の日変化
 3・2 沿岸の気候
 3・3 都市の気候
 3・4 盆地の気候
 3・5 山岳の気候
 3・6 地形が生み出す局地風
第4章 世界の気候
 4・1 大気大循環の概要
 4・2 世界の気温分布と降水分布
 4・3 世界の気候区分
第5章 地球温暖化と都市の温暖化
 5・1 都市の温暖化
 5・2 地球温暖化の現状
 5・3 地球温暖化はなぜ起こるのか
 5・4 温暖化の将来予測
第6章 もっと気候を知りたい方へ
 6・1 気候区分を作ってみよう
 6・2 観測してみよう
 6・3 紙と鉛筆で計算してみよう―温暖化とヒートアイランド
 6・4 さらに勉強するための参考図書

【著者紹介】
千葉県出身。筑波大学大学院終了後、電力中央研究所などを経て、現在筑波大学大学院 生命環境科学研究科(計算科学研究センター)准教授。専門は気象学・気候学。共著に『二つの温暖化』(成山堂書店)がある。

内容説明

「気候」という言葉の意味から、地球温暖化の最新研究まで、気候学の基本をしっかり学べる入門書。世界の気候、日本の気候、身近な気候を紹介するとともに、その成り立ちや現象のメカニズムについても解説。話題によっては、大学の専門過程で勉強するような内容まで踏み込んで、最新の研究成果も紹介。数式や難しい理論の代わりに挿絵を多く用いて、気候の成り立ちや現象のメカニズムをイメージしやすくなるように解説した。

目次

第1章 気候学と気象学
第2章 日本の気候
第3章 身近な気候
第4章 世界の気候
第5章 地球温暖化と都市の温暖化
第6章 もっと気候を知りたい方へ

著者等紹介

日下博幸[クサカヒロユキ]
筑波大学生命環境系(計算科学研究センター)准教授、博士(理学)。1970年生まれ(千葉県出身)。筑波大学大学院環境科学研究科修了。(財)電力中央研究所環境科学部研究員、同研究所流体科学領域主任研究員、米国大気研究センター客員研究員、筑波大学計算科学研究センター講師を経て現職。専門は気候学・気象学。とくに、都市気候や局地風といった小気候。観測や数値モデルを用いて、実態調査、要因解明、将来予測を行なっている。大学では、計算科学研究センターで研究活動に従事するとともに、生命環境学群地球学類、大学院生命環境科学研究科地球科学専攻、地球環境科学専攻、環境科学専攻で、気候学・気象学の授業や研究指導を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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