内容説明
数学という眼鏡をとおして社会をのぞいてみると、自分の知る世の中がまるで違ったものに見えてくる。逆説、効用、論理、幾何学、統計、数理、比例、集合、ゲーム理論、確率過程―変化する社会に立ち向かう数学的思考法。
目次
第1章 投票のパラドックス
第2章 幸福の計算
第3章 ヴィトゲンスタインの「世界」
第4章 哲学者一人の政治
第5章 皆による民主主義
第6章 一人独裁者の政治
第7章 法学者と経済学者の不仲
第8章 囚人のジレンマ
第9章 リスクヘッジとデリバティブ
第10章 格差を測る
著者等紹介
松原望[マツバラノゾム]
1942年東京生まれ。東京大学卒、スタンフォード大学大学院博士号取得。旧文部省統計数理研究所入所、エール大学政治学部客員研究員、東京大学教養学部教授、東京大学大学院総合文化研究科教授。東京大学退官後、上智大学外国語学部教授を経て、2008年から聖学院大学大学院政治政策学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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