泥棒たち/黒い湖のほとりで

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泥棒たち/黒い湖のほとりで

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  • サイズ B6判/ページ数 312p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784846013622
  • NDC分類 942
  • Cコード C0074

内容説明

引きこもりの保険外交員フィンをはじめ、グローバル化社会の片隅で自分の人生をおずおずとこそこそと「まるで泥棒みたいに」生きている人々、陰鬱にユーモアをどん底に希望の光を見出そうともがく12人のエピソードを、多人称で多層的なメルヘンのように描き連ねる群像劇。グロテスクにコミカルにやがて哀しき『泥棒たち』。「愛は死死は愛」と遺書を残して死んだ我が子。残された親たちは、事件の記憶に圧倒されながらも、懸命に過去を振り返り、子どもたちの心を探る。極限的なまでに美しく凝縮された言語世界に誘われて、誰しも日常に潜むぼんやりとした不安に向き合わざるをえない。平穏な日常と異常な事件の狭間で茫然と佇む『黒い湖のほとりで』。ベルリン・ドイツ座初演で話題の二作品。

著者等紹介

ローアー,デーア[ローアー,デーア] [Loher,Dea]
1964年バイエルン州生まれ。ベルリン芸術大学で上演台本を書き始め、92年『オルガの部屋』でデビュー。次作の『タトゥー』(92年)、『リバイアサン』(93年)では、演劇専門誌テアター・ホイテの年間最優秀新人劇作家に選ばれる。ミュールハイム市演劇祭では、93年ゲーテ賞(『タトゥー』)と98年劇作家賞(『アダム・ガイスト』)、2006年ブレヒト賞受賞。2008年『最後の炎』で再びのミュールハイム市劇作家賞、テアター・ホイテ誌年間最優秀劇作家に

三輪玲子[ミワレイコ]
ドイツ演劇研究。上智大学教授

村瀬民子[ムラセタミコ]
ドイツ文学及びドイツ演劇研究。群馬大学、東洋大学他でドイツ語非常勤講師。早稲田大学演劇博物館招聘研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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MaRuTaTSu

1
Dea Loher: Diebe (2010)/ Am schwarzen See (2012) 『泥棒たち』 「私みたいなのがたくさんいるのかしらね。私みたいな人間、まるで生きてないみたいに生きてる。自分の人生にこそっと入ってこそっと出ていって、用心深くおずおずと、まるで自分の人生じゃないかのように、そこに居座る権利がないかのように。…まるで泥棒みたいに。」(95頁) 2017/10/10

はる

1
エレベータ企画11月公演「黒い湖のほとりで」観劇前に予習したくて読了。 初めてのデーア・ローアーの戯曲。40代の2組のカップルの久しぶりの再会。湖上で心中した若いカップルのそれぞれの両親の再会だった。重い空気を含む会話の中、何度も繰り返すようなセリフが印象的だった。文字だけなので4つのカタカナ名前が序盤混乱しましたが、関係性が明らかになるにつれ明確に…。どう舞台で再現されるのか楽しみ!夕暮れの水辺のロケーションも必見!  11月22.23日大阪市内上演予定。http://www.evkk.net/2015/11/16

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