内容説明
評論集『挑発の読書案内』を世に問うた著者が、実作者として三十年の沈黙を破って書き下した珠玉の最新小説集!第86回芥川賞候補作「影の怯え」も併せて収録。
著者等紹介
喜多哲正[キタテツマサ]
1937年、熊本県天草生まれ。早稲田大学在学中、学生劇団「自由舞台」で創作劇運動に参画。1960年、労働組合(全海連)の書記として勤務。1970年、劇作家別役実、有馬弘純、等と同人誌『季刊評論』を創刊。1981年同誌に発表した「影の怯え」で第86回芥川賞候補となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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