目次
01 キース・ジョンストンのレクチャー(「キース・ジョンストンのインプロ」と「アメリカのインプロ」;危険だから、どうなるかわからないから、おもしろい;すべての「ルール」は、壊されなければならない ほか)
02 キース・ジョンストンのレッスン(イエス・レッツ;次どうなるの?;いいインプロバイザーなんだ! ほか)
03 キース・ジョンストンとのトーク(ストーリー展開;即興の意義;人の意識 ほか)
著者等紹介
今井純[イマイジュン]
「アクターズ・スタジオ」芸術監督フランク・カサロとインプロの世界的権威キース・ジョンストンにそれぞれ、メソッド演技と即興演技を学ぶ。自ら主催する「インプロ道場」をはじめ、「仮面のキャラクター」「オーディションの演技」のワークショップの他、奈良橋陽子氏主宰の「UPSアカデミー」、大手芸能事務所数社にて長年に渡り即興演技指導をしている。2011年、インプロの国際的組織「国際シアタースポーツ協会」のアジア地域代表理事に就任。「インプロバイザーズ・スタジオ」を立ち上げる。「東京コメディストア」共同プロデューサー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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eirianda
9
こちらは、現役のインプロ。日本でのワークショップの書き起こし。その道の権威らしい。演劇のエチュード好きなので、やってみたい好奇心もあるが、この歳になって、最近人前で話すと動悸と頭痛と神経痛を発症するため、読書に留める。2016/08/25
Luo Yang
2
自由であればなんでもいいわけではなく、共演者や観客に関わって、相手がしてほしいことをすること! などなど、多くの示唆を得られました。インプロや演じることについて、少し多角的に見られるようになった気がします。2016/06/05
さおり
2
演劇は関係性を築くこと、それが一番重要。MCの助言で、「ここにいる人たち(観客)はみんなとってもいい人たちで、一人ひとり見るたびにとてもセクシーなのに気づいて、次の人を見ると、さっきの人よりセクシーなのに気づいてください。その人とセックスしたくなるほどセクシー。男女、子供、何でもセックスしたいと思う。でもそれを見せないでください。それに気づかれてしまったらクビになります。笑」と言っているのが、面白かった。相手に注意を払う。今に集中する。無心になる。インプロ…興味深いです。2016/03/08
Takeru Shimo
1
キース・ジョンストンの対話も入った本 インプロの創設者としての想いや考え方が書かれている。 インプロを知るために入る本としては、とてもわかりやすい。2014/03/21
Tenouji
1
演劇には、全く縁がないが、インプロは、人間の本質を見ているようで、非常に興味深い。2014/09/29