内容説明
「3・11」をふまえて、半世紀にわたって封印されてきた「ビキニ事件」(一九五四年)を検証する。
目次
第1章 ビキニ事件と第五福竜丸―新たな位置づけ
第2章 町の「文化力」を高めるために―岡本太郎「明日の神話」(壁画)誘致運動
第3章 ビキニ事件とゴジラ―ゴジラとは何者なのか
第4章 くらしと憲法―九条を活用しよう!
第5章 焼津平和賞―意義と展望
第6章 やいづからフクシマへ―原点としてのビキニ事件
第7章 平和を問い返し、平和をつくる―地域平和運動の総括から
著者等紹介
加藤一夫[カトウカズオ]
1941年北海道生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了(満期退学)後、国会図書館勤務を経て1992年に静岡県焼津市へ。静岡精華短期大学教授、副学長を経て、静岡福祉大学学長、現在は名誉教授。専門は国際関係論、ナショナリズム論、国際福祉論。60年代からボランティア活動や社会運動に参加。PARC(アジア太平洋情報センター)機関紙編集委員、季刊『クライシス』編集委員、中東欧反体制支援『QUO』の編集委員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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