内容説明
芸能はいかに「アメリカ」という国民国家を形成させるために機能したのか。さまざまな芸能の舞台から浮かび上がるアメリカの創世記。
目次
アウトサイダーの芸能の力
黒い道化芝居―ミンストレル・ショウ
メロドラマ『アンクル・トムの小屋』とトム・ショウ
家庭回帰劇『リップ・バン・ウィンクル』とリップ役者
フリーク・ショウ―身体の異形を技で見せる
アメリカ流シェイクスピア―ファンもさまざま
ワイルド・ウエストの野外ショウ
大型ショウの仕掛け人(1)―劇場機構の改革と『ドラマ・オブ・シビリゼーション』
大型ショウの仕掛け人(2)―ビッグトップのサーカス
くねりながら北上するブロードウエイ劇場街
アウトサイダーからインサイダーに
著者等紹介
斎藤偕子[サイトウトモコ]
慶應義塾大学、日本橋学館大学の教授を経て、慶應義塾大学名誉教授。演劇評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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