報復という名の芸術―美術修復師ガブリエル・アロン

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  • サイズ B6判/ページ数 438p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784846005559
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

内容説明

テロリスト殲滅のプロフェッショナル、ガブリエル・アロン。報復の手が妻子に及び、男は過去を捨てた…だが、ふたたび下される機関からの皮肉に満ちた指令。ガブリエルは標的―彼の家族に手をかけた怨敵を追い、大陸を越えて暗躍する!いま最も注目を浴びている米ミステリ作家のひとり、ダニエル・シルヴァが放つ、諜報サスペンス・シリーズ長編第一弾。

著者等紹介

シルヴァ,ダニエル[シルヴァ,ダニエル][Silva,Daniel]
1960年、米国生まれ。サンフランシスコ州立大学在学中にUPI通信社に臨時で雇われ、その後、正式に入社する。世界を股にかけた取材・報道業務に従事した後、CNN放送局に転職。エグゼクティブ・プロデューサーとして数多くの報道番組などをプロデュースする。同社在職中の96年に執筆したデビュー作『マルベリー作戦』は、後の『暗殺者の烙印』(98)、The Marching Season(99)と共に米国ベストセラーとなり、二十カ国語以上に翻訳されている。現在、家族と共にワシントンDC在住

山本光伸[ヤマモトミツノブ]
1941年東京生まれ。国際基督教大学歴史学科卒業後、編集者を経て翻訳家。ラドラム、マレルなどの多くの翻訳を手がける。現在、翻訳家養成校インターカレッジ札幌及び、出版社(株)柏艪舎代表取締役
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くたくた

54
ガブリエル・アロンシリーズ記念すべき1冊目。だがしかし、翻訳が酷い。詳細はこちら→https://koko-yori-mybooks.blogspot.com/2021/02/blog-post_6.html  ひっそり絶版しているには訳があったのか? しかしともあれ、ハーパーブックスの方のシリーズに繋がる最初の一冊。ガブリエルの過去の事件や、両親のことなど、シリーズを読む上での情報満載。ウージとの初対面や、CIAのエイドリアンも登場。シャムロンが矍鑠としている。翻訳を改めてハーパーから再版希望。 2021/02/17

Nat

40
図書館本。ガブリエル・アロンシリーズ第1作。面白かった。しかし、赤の女でもそうだったが、アロンのつめの甘さが気になる。女性に優しいので、それで墓穴を掘っている気がする。2023/02/25

Masa

14
読了。やっと読みました。やっぱりシリーズ1作目読んで良かった! という感想です。ガブリエルの印象はそれほど変わりませんがやはり若い。アリ・シャムロンが現役バリバリでああ、こういう人だったっけ、と。次作ではケラーが出てくるのか? 早めに読みたいものです。しかし原本を手に取ってみると表紙が素晴らしくいい。サムネイルだとなんだかこすけた感じだなぁと思っていたのですが、この表紙は、いい。2019/05/14

stobe1904

8
本作はガブリエル・アロンシリーズの1作目で14作目の「亡者のゲーム」を先に読んでいた。絵画修復士であり、イスラエルの敵の暗殺を担うガブリエルが、自分の家族を殺害し、新たなテロを企んでいる元PLOのテロリストを追い詰めるのがストーリーの大まかな構成。静(絵画修復士)と動(暗殺者)、パレスチナとイスラエルなど対立軸を明確にストーリーに織り込んでいるのが印象的。このシリーズは日本ではあまり人気がなく、翻訳が途中で頓挫しているのが残念。「亡者のゲーム」をきっかけにぜひとも翻訳を継続していただきたい。★★★★★2016/06/25

キミ兄

6
ガブリエルアロンシリーズ第1作。前作と共通する登場人物もいるが、中東情勢を織り込んで新主人公を設定。やっぱりこの人の特徴である欺瞞って、これがあるほうが自然だよね。他のこの手の作品って主人公が裏をかかれなさすぎ。☆☆☆☆。2017/12/12

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