家族の原風景

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  • サイズ B6判/ページ数 258p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784846005498
  • NDC分類 280.4
  • Cコード C0036

内容説明

話題の人30名が、家族への思いを赤裸々に告白するバラード。『ヨミウリウイークリー』に連載中の名物ノンフィクションを集大成。

目次

蛭子能収(漫画家)―死ぬまでお風呂も布団も一緒だった妻へ
向井万起男(医学者)―私はNASA公認「最重要家族」です
千住真理子(バイオリニスト)―父の死に向き合って深めた兄妹の絆
小山明子(女優)―人目しのぶ恋を遠く、同志は病と格闘の日々
柳家花緑(落語家)―祖父の傘の下、母の夢をつないだ芸の道
小笠原京(作家)―作家が格闘する「介護戦争」の壮絶
白川和子(女優)―ロマンポルノの女王、茶碗は一度割れても元に戻る
二葉百合子(歌手)―「岸壁の母」で泣かせた歌手が「母失格」と嘆いた日々
袴田茂樹(ロシア学者)―ソ連に生きた父、日本の「息子」とロシアの「娘」
吉行和子(女優)―作家の死が紡いだ「母娘」物語
三船和子(歌手)―お父さん応援歌の歌手が死守する「嫁の座」
みなみらんぼう(シンガー・ソングライター)―母、妻、娘たちに支えられた「痩せっぽち」の涙
マイク真木(歌手)―結婚三回だが、原風景は父親と「二人ぼっち」の世界
岸田今日子(女優)―母を責める親族に抱いた小さな殺意
ウェイウェイ・ウー(二胡奏者)―文化大革命で隠れて練習した少女と父の肩車
山川豊(歌手)―海に潜り一家を支えた母の背中
ケイコ・リー(歌手)―ジャズシーンを疾走する「天性の低音」に刻まれた歴史
フジ子・ヘミング(ピアニスト)―母の死でよみがえる子守歌のショパンの優しさ
川畠成道(バイオリニスト)―視力を失った息子に人生の居場所を探した父の冒頭
ジュディ・オング(歌手・女優)―ステージママとの冷たい100日戦争
岩下志麻(女優)―監督と女優の四〇年目の二人三脚
日野賢二(ミュージシャン)―ジャズ一家の三代目「母親が三人いるって、すごくラッキー」
ペギー葉山(歌手)―二枚目俳優の闘病に「看護婦」は歌う
上田正樹(歌手)―国境を越えて伝わるバイブレーション
服部克久(作曲家)―日本歌謡史に輝く「服部家」三代の秘密
川井郁子(バイオリニスト)―アンコール曲「浜辺の歌」に秘められた父への思い
三波伸一(俳優)―「喜劇王」に似てきた息子に「迎えに来てくれたのね」
アキコ・グレース(ピアニスト)―鍵盤に込めた「亡き兄」のレクイエム
ブレッド&バター(デュオ歌手)―父と家族の歴史を見守った湘南の海
なかにし礼(作家)―少年が襖の奥から見た烈しき母の生

著者等紹介

宮原安春[ミヤバラヤスハル]
1942年、長野県生まれ。早稲田大学中退。ニューヨーク日本倶楽部に勤務。帰国したのち、週刊誌、新聞の取材記者、アンカーマンを経て、現在ノンフィクション作家。音楽評論も
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