内容説明
60’sニューヨーク、そこには現代アートの源泉があった。モニュメンタリスト・下田治が自らの半生を振り返りながら語る、邦人アーティストたちの夢と現実。
目次
憧れのハワイへ
ロサンジェルスと日系アメリカ人
ロサンジェルスからニューヨークへ
思い出のパリ(一九六〇年)
ニューヨーク邦人社会
アメリカの食卓
六〇年代のニューヨーク(一九六二~六三年)
ニューヨーク美術界あれこれ(一九六三~六五年)
ヒッピー文化のなかで(一九六六~七〇年)
西部に行く
ソーホー地区
故邦人作家のお値段
ブルックリンの隣人
著者等紹介
下田治[シモダオサム]
彫刻家。1924年、大連に生まれる。1947年、立教大学経済学部卒。1954年、フランスで絵画を学ぶ。1958年渡米、ニューヨークで野外彫刻を制作。1997年、第28回中原悌次郎賞受賞。2000年、没
下田幸[シモダサチ]
アート・コンサルタント。1936年、京城に生まれる。1958年、恵泉女学園英文科卒。1961~62年、ニューヨーク、パーソンス・スクール・オブ・デザインに学ぶ。1969年、ニューヨーク市立大学美術学科卒業
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。