竹内好の文学精神

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 295,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784846002237
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

内容説明

「北京日記」(1937)から論文「近代の超克」(1959)にいたる竹内好の20年間の思想的軌跡を丹念に解読し、あらたな価値創出を試みた、その“文学精神”を照射する。

目次

序章 課題と方法
第1章 「北京日記」―文学精神の形成(文学の喪失;実存と文学)
第2章 「大東亜戦争」と魯迅論―文学精神の成立(文化の自律性と「大東亜戦争」;魯迅論)
第3章 戦争責任論と戦後の思想的課題―文学精神の展開(戦争責任論;中国論―中国近代の自律性;日本近代批判と「国民文学」)
結章 自律的思想の「系譜」―竹内好の「近代の超克」論

著者等紹介

岡山麻子[オカヤマアサコ]
1974年京都府に生まれる。1997年筑波大学第二学群比較文化学類卒業。2002年筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科修了。博士(文学)。専攻は近代日本思想史
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。