「いいひと」戦略―超情報化社会におけるサバイバル術

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  • サイズ B6判/ページ数 230p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784838724062
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0095

出版社内容情報

Googleやfacebookの採用基準、
実は「いいひと」です!

「いいひと戦略」とは、21世紀の超情報社会において個人が生き延びる最適戦略です。
ネット時代である現代のリスク管理です。
いいひとだよ、という評判こそ個人戦略上、最も手堅く強い効果を発揮します。

では「いいひと」になるには、どうしたらいいのでしょう?

Googleやfacebookの採用基準、
実は「いいひと」です!

「いいひと戦略」とは、21世紀の超情報社会において個人が生き延びる最適戦略です。
ネット時代である現代のリスク管理です。
いいひとだよ、という評判こそ個人戦略上、最も手堅く強い効果を発揮します。

では「いいひと」になるには、どうしたらいいのでしょう?

本書を読み終わるころには、
きっとあなたも「いいひと」戦略の有利さに気づいて、
誰彼かまわず教えてあげたくなっているはずです。
だって、それが「長期的にみたら、あなたの利益を最大化する方法」なんだから、
では、冒険をはじめましょう!

序文 

第0章 ネット世代から「いいひと」が生まれている 
はじめに 
「いいひと」になろう 
ハイパー情報化社会と評価経済社会 
ホリエモン「イヤな人」から「いいひと」へ 
「いいひと戦略」の本質 

第1章 評価経済社会の到来
人類の歴史の大部分は「評価社会」 
評価経済社会を支えるインターネット 
ビジネスはダメな業界 
お金は非効率 
広告出稿量の減少 
シェア 
評価はお金を生む 

第2章 自己啓発の格付け 
自己啓発本に意味はあるのか 
金持ちになる 
頭が良くなる 
情報通になる 
有名になる 
3つの恵み 
Good natured person

第3章 評価戦略 
ビジネスセンスとは何か? 
ハイパー情報化社会における「格付け」 
相互レビュー社会へ 
インターネットという暴力空間 
「評価戦略」は現代の武道 
「評価戦略」と「いいひと戦略」 

第4章 「いいひと」戦略への反論 
「いいひと」戦略への反論 
「本当のいいひと」じゃない 
メッキはすぐに剥がれる 
「いいひと」は損をする 
モテない 
「いいひと」の定義が分からない 

第5章 いいひと戦略 
イヤな人になる努力をやめる 
A 欠点を探す 
B 改良点を見つけて提案する 
C 陰で言う 
D 悪口で盛り上がる
E 悲観的・否定的になる 
F 面白い人、頭の良い人、気の合う人だけで集まる 
「いいひと戦略」 
助走:フォローする 
離陸:共感する 
上昇:褒める 
巡航:手伝う、助ける、応援する 
再加速:教える 
軌道到達:マネー経済から抜け出す 

第6章 評価経済社会で生きる 
単職モデルと多職モデル 
クラウド市民・達磨さん 
月3万円ビジネス 
3C 
キャラクター上場 
3つのリスト 
MacBook Airを貰ったニートのphaさん 
「いいひとコミュニティ」を作ろう 
そして「いいひと文明」へ 

後書き - 226

【著者紹介】
1958年大阪市生まれ。社会評論家。オタキング代表。FREEex主催。アニメ会社ガイナックス設立後、東京大学やマサチューセッツ工科大学講師を経て 大阪芸大学客員教授に就任。95年に発表した処女作『ぼくたちの洗脳社会』をリライトした『評価経済社会』が思想の核。2010年に社員が給料を払うユニークなオタキングex(11年12月名称をFREEexへ変更)を設立。近著に『いつまでもデブと思うなよ』『スマートノート』『人生の法則』『遺言』『オタクの息子に悩んでます』 など。

内容説明

「いいひと戦略」とは、21世紀の超情報社会において個人が生き延びる最適戦略です。ネット時代である現代のリスク管理です。いいひとだよ、という評判こそ個人戦略上、最も手堅く強い効果を発揮します。では「いいひと」になるには、どうしたらいいのでしょう?すべて本書の中で回答しています。

目次

第0章 ネット世代から「いいひと」が生まれている
第1章 評価経済社会の到来
第2章 自己啓発の格付け
第3章 評価戦略
第4章 「いいひと戦略」への反論
第5章 いいひと戦略
第6章 評価経済社会で生きる

著者等紹介

岡田斗司夫[オカダトシオ]
1958年大阪市生まれ。社会評論家。オタキング代表。FREEex主催。アニメ会社ガイナックス設立後、東京大学やマサチューセッツ工科大学講師を経て大阪芸大学客員教授に就任。2010年にオタキングex(11年12月名称をFREEexへ変更)を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

すしな

50
084-23:お金の経済から信用の経済へと言うことで、老後に2000万円が必要と言う話がありますけど、いい人同士のコミュニティにうまくハマれば、必ずしも貯金が十分でなくても幸せに過ごせる方法もあるのかなと思いました。いい人はPTAとか自治会とか面倒なことをやらされて短期的には損をするのですが、長期的には周りから認められるし、嫌な人からは距離をおけるしでメリットが多いというのはなんとなく腑に落ちました。そして、いい人への第一歩はダメ出ししないというので、身近な人ほどハードル高いですね。2023/07/30

ヒュンフ

21
タレント化のススメのような内容。自分が主体的にやってるうちは戦略と言えるだろうけど、中国の信用スコア社会のように上から強制されて義務になると途端にしんどくなるので肯定も否定もしない程度に留めたい。仕事上なら評価を気にして心がけているが、プライベートなら完璧にやるのは疲れちゃうかな。岡田斗司夫が上手いのは「でもこれしんどいな」と思ったところで次章ではしんどさへの対策を書いていて、読み手の気持ちを予測し、応えをすぐに書いてくれる点だ。 後半の達麿さんの話が面白かった。人からの評価で仕事の幅を広げていて活動的。2022/07/07

黒縁メガネ

18
人を褒めたり、共感してもらったりして味方を増やしていく。確かにいい人と言われている身近な人たちも信頼度が高くて、自然と力になれないかなと思います。実践するのは簡単ではないのですが…。2022/09/22

ふぇるけん

17
現在のようなハイパー情報社会では、お店も人もみな評価・格付けされてしまう。そこで多くの「いいね!」を集める「いいひと」になるように戦略を取ることが重要という主張。ただ単に「いいひと」になるだけではだめで、むしろ「いいひと」という評価を集めるように戦略的に行動すること。なんとなく嘘くさい雰囲気もするが、それを言行一致させて自分自身のキャラと一致させることができればいいようだ。イヤな人になる努力をやめる、の部分は参考になります。2014/02/17

Gatsby

16
こんなタイトルの本を読んでいると、「イヤな人」に思われるかもしれないが、予想以上に面白く読めた。レコーディング・ダイエットで体重が半分以下になった岡田氏であるが、あの方法はデブは太るために努力しているので、その太るための努力をやめる、というのがコンセプトであった。この「いい人」戦略も、「イヤな人」になる努力をやめるということから始める点で、レコーディング・ダイエットに通じるところがある。それとは逆に「いい人」になるための具体的な行動も紹介されている。「教える」というのもその一つ。やっぱりそうか…2013/03/13

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