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戦後日本の大量猟奇殺人 - 教科書には載せられない悪魔の事件簿

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  • サイズ A5判/ページ数 198p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784813071419
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C9476

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gtn

28
昭和28年青森で発生した「リンゴ園一家八人殺し」、昭和23年北海道の「音江村一家八人殺人事件」の犯人が、いずれも無罪判決で確定。戦後混乱の頃の方が、むしろ、"心神喪失者は罰せず"との刑法規定を厳格に適用していたことが分かる。時代が下るにつれ、判決に"情緒"が加わっていったと想像。特に、裁判員制度施行後は、それが顕著。明らかに、心神喪失、心神耗弱と思われる者に対し、何やかんや理由をつけて、極刑に導く。それが「民意」というならば、日本において、死刑廃止は、まだ遠い未来。2022/11/27

JunTHR

4
予想外に読み応えがあった。内容はタイトル通り。こんなにあったのかと思うほど多い、日本で発生した大量殺人。多くは家族や血族など、狭い村の中で起きた事件で似た要素も多い。基本的には当時の報道から概要について書かれているが、全ての事件で著者が現場に足を運んでいるのは偉い。当然時間も経過しており、特別な情報が手に入るわけでもないが、現場や被害者たちの現在の状況やその地での語り継がれ方には興味深いものもある。2014/11/03

ラー

0
実際に現地取材している記事はなかなか面白いが、そうでないものは過去の文献資料を参考にまとめただけという感じ。全体的に事件への考察が薄っぺらい感じがする。2016/08/17

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