内容説明
怖いのに、なぜかワクワクする…。怖いもの見たさとはよく言ったもので、人間は“怪しい”ものにめっぽう弱い。見世物小屋しかり、怪談しかり。妙に惹かれてしまうから不思議である。ここに集う話はそんな“怪しさ”のオンパレード、すべては純然たる実話怪談であり、それ以上でもそれ以下でもない。いい加減な作り話でないのは勿論のこと、高尚な文芸作品とも違う。体験者、取材者の興奮がそのまま伝わってくるような荒々しさ、スタイリッシュに洗練昇華された文学とも異なるこの作品たちは、どこか成仏しきれぬ魂魄に通ずるものがあるように思う。未知との遭遇、いまだかつて聞いたことがない話への「へぇー!」という驚き。そして、やっぱり最後は腹の底から震え上がる。そんな、素晴らしき「怪談」たちをどうぞお楽しみあれ。
目次
じゃっじゃっ
お気に入り
二階
会えないの
手遅れ
ごす
共依存
品定め
念押し
カミ二題〔ほか〕
著者等紹介
加藤一[カトウハジメ]
1967年静岡県生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ゆみきーにゃ
50
《購入》思っていたよりは楽しめたかな。色んな人の怪談を読めるという点では面白い。2017/08/04
ドント
2
『夜明けの章』が読む人を選ぶ作品群との触れ込みだったがこちら『黄昏の章』は万人が怖がる作品群だそうである。しかしながら変わった味わいのモノもいくつかありこれ夜明けの章に入っててもおかしくないな?と思ったりもする。よくも悪くも安定した話が並ぶが時折手のひらのゴマだの謎の御膳だのとスゴいものが顔を出すのがとてもよい。自分としては『夜明け』の方が好きかな。2017/07/26
おさむ
2
なかなか怖い話揃いでしたね。 後半の辺り、蔵の中というお話で何故か少しぞくりとしました。 よくよく見れば、私が居た場所のふすまがかなり空いていて、今日は風も強く、たまたまのすきま風?とも思いましたが・・・。さて、どちらなのでしょうかね?(笑)2016/12/23
あき
2
誰もが怖いと感じやすい話をあつめたそうだけど、「夜明けの章」の方が怖いの多かったな2016/10/28
こういち
2
黒ゴマが頭から離れない・・・2011/08/09




