内容説明
実話怪談でお馴染みの「超」怖い話に、手強いライバルが誕生した。実話にとらわれず、よりイマジネーション豊かに「恐怖」というものを追及した本書、「超」怖い物語である。「超」怖い話の黎明期を引っぱってきた、あの二代目編著者・樋口明雄が、小説という新たなフィールドで恐怖を紡ぎに帰ってきた。だがしかし、ここに納められた22の短編は、単なる作り話ではすまされない。主人公は著者と同じ物書きであり、怪異の舞台は著者と馴染みの深い山や自然の中であったりする。つまりどこまでが現実でどこからが空想なのか、その境は非常に曖昧と言わざるを得ないのだ。生と死、夢と現、異質なるものが交じり合う境界で産声をあげたハイブリッド・ホラー。
著者等紹介
樋口明雄[ヒグチアキオ]
1960年、山口県岩国市生まれ。雑誌編集などを経て専業作家となる。以後、冒険小説、ハードボイルド、ナンセンス、ホラー、漫画原作など幅広いジャンルで執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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夢追人009
133
これはほぼ完全なホラー・ストーリー短編集で嘘か真か?まあどっちにせよ固い事は抜きにして楽しく読めればそれでいいじゃないかと思いますね。『納豆』は関西人のパパに納豆を食べさせると体が溶けてしまうえげつない描写にご用心のブラックな話。『群衆』は見る者を無気力にして自殺に誘う死者達の話。『ホームページ』は中堅作家を特集したサイトが未来を先取りした情報を流し傑作を書いてくれて最後に代償で作家の命を奪う話。『屍村』は生者と死者が共存する田舎の村の話。オマケで私が考えた笑い話「大丈夫だあ」の声は志村けんさんでしたよ。2020/05/01
みーすけ
6
怖い本を読むぞ・・・・怖いというよりショートショートだと思えば・・・。2013/10/07
ほわ
4
「超」が付くほどの怖さは無かった。納豆の話はツッコミたくなるオチであ然としました(笑)2019/11/26
SPICE
4
タイトルと裏表紙の説明文に惹かれて読みました。よくある怪談話の短篇集で、実話怪談でなく創作怪談です。自分の好きな山岳怪談も数編ありましたが、作中でおおよそオチが読める話が(悲)全体を通しての感想は「味付けの薄い「世にも奇妙な話」」と感じました。多数の怪談話を網羅している「怪談フリーク&ジャンキー」の方々には物足りないと思います。怖さの定義は人それぞれですが、もう「呪い」「幽霊」「夜の設定」はお腹いっぱいです(笑)2015/07/11
七澤
3
実話怪談をずっと読んでたからその感覚で読み始めたら創作怪談だった!しっかりオチのある話だからオチのないあれはなんだったんだ・・・不気味た・・・って怪談はない2019/04/13




