内容説明
「説明」を通して、先生は日々子どもとかかわります。上手な説明なくしては、「わかる授業」も成り立ちません。では、「わかりやすい説明」とはどういうものでしょうか?本書では、理屈編で「わかる過程」を視野の中心に据えて、認知心理学の知見をもとに、“説明の原理”を明らかにします。そして、実践編では、話術、板書、実演の三つの授業技術を実際に即して検討し、よりよい説明のあり方を探ってみました。
目次
理屈編(先生と説明と子どもと;子どもの知的世界を点描する;上手な説明をする;説明することを知悉し精選する)
実践編(話術で引きつける;見せてわからせる板書をする;実演で納得させる)