東海地震も関東大地震も起きない!―地震予知はなぜ外れるのか

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  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784800206299
  • NDC分類 453.3
  • Cコード C0044

内容説明

政府は東海地震だけは予知できると言い切り、「今後30年以内にM8程度の東海地震が発生する確率は87%」と発言しているが、本当なのか―。本書は、東日本大震災を予測した海洋地震学者が、なぜ政府機関の地震予知が外れるのかを、独自の解析手法をベースにわかりやすく解説。「東海地震も、三連動地震も、首都直下型地震も起きない!」理由を解き明かしながら、最新データから算出した、学界騒然の地震発生予測も公開する。

目次

第1章 東海地震や三連動地震は起きない(田中真紀子氏に端を発する今の地震予知体制;政府調査委は三陸の巨大地震を「0.1%未満」と“予知” ほか)
第2章 次に起こる大地震は予知できるか(東日本大地震は予知されていた;超巨大地震は周期的に頻発する ほか)
第3章 富士山の噴火予知はできるのか(戦後最悪の火山被害になった雲仙普賢岳の噴火;「噴火が始まる可能性は低い」と軽視する学者も ほか)
第4章 新たな予知体制を目指して(地震予知の歴史;予知から「長期的な確率評価へ」 ほか)

著者等紹介

木村政昭[キムラマサアキ]
海洋地震学者。1940年、神奈川県に生まれる。東京水産大学(現・東京海洋大学)水産学部漁業学科、東京大学大学院理学系研究科を経て、70年に通産省(現・経産省)入省。77年から琉球大学理学部海洋学科助教授、96年に琉球大学理学部物質地球科学科教授に就任。現在、琉球大学名誉教授、NPO法人海底遺跡研究会理事長。86年の伊豆大島三原山噴火、91年の雲仙普賢岳噴火を予知、95年の阪神・淡路大震災、2004年の新潟県中越地震を事前予測した調査・分析力は高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Hiroki Nishizumi

1
確かに主流派の地震学会は問題があると思うが、著者の主張も必ずしも正しいとは言い切れないと思う。ホントに富士山は爆発するのか… 地震予知は人類には難し過ぎるかもしれない…2013/06/02

スターリーナイト

0
2017-13 富士山噴火は困るな。2017/02/25

tak

0
旅立ちの時間待ちで入った書店で入手。かなり説得力あると思うけど、どうなんだろうね。東海地震が眉唾モノかどうかは数十年以上のスパンで無いとわからないということは間違いないよね。2013/04/29

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