内容説明
本書は、医療・看護倫理に関する主要・不可欠な論点を平易かつ簡潔に整理した教科書である。さらに本書は、従来別々に扱われることが多かった医療倫理と看護倫理とを関連した学問領域として扱い、さらに医師・看護師に留まらず、すべての医療・看護関係技術者、また介護職員等、広範な医療関係者を対象に、最新の知見に基づく医療関係倫理を取り上げており、医療・看護・介護各分野の密接な業務連関が求められている現在、学生・医療者・研究者にとって、学習、研修、知識整理等、広い用途を持つ最適のテキストとなるだろう。
目次
バイオエシックス
看護倫理の基礎にあるもの
倫理学の基礎
ケアの倫理
患者・医療者関係
インフォームド・コンセント
専門職としての看護の役割
生殖医療
移植医療
終末期医療
先端医療
医療資源の配分
医学研究
著者等紹介
水野俊誠[ミズノトシナリ]
津田沼クリニック副院長、慶應義塾大学・千葉大学・東邦大学講師。慶應義塾大学大学院文学研究科修了。博士(文学)。千葉大学医学部卒業。医師。研究テーマは、J.S.ミルの哲学、イギリス倫理思想史、生命倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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