内容説明
教職員の協働なくして「学び」の質保証はない!教育目的はあっても教育目標がない。教職員間で教育目標が共有されていない。教員がバラバラに自分の得意分野を教えるから、学生の中で知識がつながらない。全国調査から浮かび上がった多くの大学の現状を踏まえ、アクティブラーニングと「学び」の質保証を基軸に、旧弊な大学教育の在り方に一石を投じる。
目次
第1部 「学び」の質を保証するアクティブラーニング実現のための提言と実例(河合塾からの提言:「学び」の質を保証するアクティブラーニング実現のために;教員の協働で実現されているアクティブラーニング事例)
第2部 2010~2012年度「大学のアクティブラーニング調査」グッドプラクティス集(調査方法と評価の視点(アクティブラーニングの設計と導入;学部・学科による質保証、教育内容の統一・関連性確保;学生の能力形成と自律・自立化についての取り組み)
視点別の評価結果と「進んだ事例」紹介)