ストーリー中心型カリキュラムの理論と実践―オンライン大学院の挑戦とその舞台裏

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  • サイズ A5判/ページ数 246p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784798912288
  • NDC分類 377.15
  • Cコード C3037

内容説明

現実を反暎したストーリーが提供され、学習者は登場人物として場面ごとの課題に応答する―こうした疑似体験により学習者の実践能力向上を目指すのがストーリー中心型カリキュラム(SSC)であり、今後多くの実践的学習での活用が予想される。熊本大学大学院の社会人学生対象のSSCを実例に、ストーリーの学習からその企画・開発へと導く詳細な紙上体験をはじめ、理論から実践までSSCを包括的に学ぶことができる、絶好のガイドブック。

目次

第1部 オリジナルSCC作成を目指して(SCCとは何か;熊本大学SCC紙上体験(入学前オリエンテーション;前期―MTM社中途入社の巻;後期―eラーニング推進機構インターンの巻)
SCC導入の波及効果
オリジナルSCC企画書を作ろう)
第2部 熊本大学SCCの舞台裏(熊本大学SCC全体設計の舞台裏;eラーニングシステムの舞台裏;運用の舞台裏を支えるSCCチーム)
第3部 ストーリーをめぐる研究(ストーリーを活用した研究の動向;ストーリーを活用した学習設計支援;デザイン研究手法を用いた実践研究)

著者等紹介

根本淳子[ネモトジュンコ]
熊本大学大学院教授システム学専攻助教。岩手県立大学大学院博士後期課程修了、博士(ソフトウェア情報学)。IT系企業のインストラクタ・教材開発、岩手県立大学研究員を経て現職に至る。研究分野は教育設計・評価など。一般財団法人日本教育学習評価機構理事、教育システム情報学会編集委員会委員、日本教育工学会大会企画委員会委員。ASTD学会員

鈴木克明[スズキカツアキ]
熊本大学大学院教授システム学専攻教授・専攻長。米国フロリダ州立大学大学院博士課程修了、Ph.D(教授システム学)。ibstpi理事(2007‐2015)、日本教育工学会理事、教育システム情報学会理事、日本教育メディア学会理事・第7期会長(2012‐2015)、日本医療教授システム学会理事、日本イーラーニングコンソシアム名誉会員など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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