内容説明
世界を牽引するアジア諸国中等教育のダイナミクス。アジア9か国の中等教育、全体像俯瞰、入学者選抜と卒業認定、近年の改革動向、中等・高等教育の接続の4点を柱として分析・考察した。
目次
第1章 韓国―多様化と自律性の拡大を目指して
第2章 中国―多様化の模索
第3章 台湾―6‐3‐3‐4制上の独自モデルの追求
第4章 フィリピン―中等教育拡大に伴う質的課題
第5章 ベトナム―新カリキュラムの導入で国際水準を目指す
第6章 タイ―急増と変革の中等教育
第7章 マレーシア―国民統合とグローバル化・イスラーム化の課題
第8章 シンガポール―中等教育の多様化と能力主義教育の行方
第9章 インドネシア―グローバル時代を生き抜く国民教育の見取図
著者等紹介
馬越徹[ウマコシトオル]
広島大学教育学部教育学科卒業、同大学院教育学研究科博士課程中退。博士(教育学)。比較教育学専攻。九州大学助手(教育学部)、文部省事務官(大臣官房調査課)、広島大学助教授(大学教育研究センター)、名古屋大学大学院教授(教育発達科学研究科)を経て、桜美林大学教授(大学院国際学研究科)在職中の2011年4月逝去。名古屋大学名誉教授
大塚豊[オオツカユタカ]
広島大学教育学部教育学科卒業、米国George Peabody教育大学(現Vanderbilt大学)大学院修士課程修了。広島大学大学院教育学研究科博士課程中退。博士(教育学)。比較教育学専攻。広島大学助手(大学教育研究センター)、国立教育研究所(現国立教育政策研究所)研究員・同主任研究官、広島大学助教授・教授(大学教育研究センター)、名古屋大学大学院教授(国際開発研究科)を経て、現在、広島大学大学院教授(教育学研究科)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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