内容説明
どんなに複雑な物質であっても、瞬時に合成ルートを編み出す能力を持つ大学院生・藤村桂一郎。ところが彼は研究室にやってきた新人秘書・真下美綾にひと目惚れし、能力を失ってスランプに陥ってしまう。そんなある日、カロンと名乗る黒衣の妖女が「キミの能力を取り戻してあげる」と現れ、美綾への告白を迫るが…。東大で理系草食男子が巻き起こす前代未聞のラブコメ&ミステリー。東大卒の著者が描く“日常系コメディ”登場!天才的化学センスをもつ藤村桂一郎は、初恋によってスランプに!突然現れた死神・カロンに振り回され、超オクテの草食男子はどこへ行く!?2011年第9回『このミス』大賞優秀賞受賞作。
著者等紹介
喜多喜久[キタヨシヒサ]
1979年、徳島県生まれ。東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了。大手製薬会社の研究員として勤務。『ラブ・ケミストリー』で第9回『このミステリーがすごい』大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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へくとぱすかる
217
話の流れから、平凡なラブストーリーだと思っていて、ラストで仰天してしまった。今まで読んで、感情移入していた世界は一体何だったんだろう、と思ってしまったくらいの逆転ひねりワザ。まぁ、これこそミステリを読む最大の楽しさなのでしょう。帰りの電車の中で読み始めて、晩飯がおわったひとときで読了。1時間あまりのスピードで読まされました。ところで、プランクスタリンって実在??2014/02/17
kishikan
176
「完全なる首長竜・・・」が大賞をとった第9回「このミス」の優秀賞作品。その時は「有機をもって恋をセよ」というタイトルだったようで僕はそっちのタイトルの方が好み。近年、高学歴理系出身作家が多いが、喜多さんもその中の一人。それに小説に専門性を生かした作家としては、森博嗣さんや海堂尊さんがいるけど、彼も東大農学部出身でこの小説もバリバリのお化け(化学)分野の話と甘甘の恋の話になっている。物語自体は、性同一性障害をトリックにしたミステリ仕立てで面白くはあるけど、抜群にという程ではないな。次の作品で真価が問われる。2011/07/07
takaC
143
「ねえ」「このあとどうするの?」「決まってるだろ」「…そう、だよね。きまってるよね」「ああ」2011/07/13
パフちゃん@かのん変更
128
「私」が誰か、予想が外れましたが、これはこれで素晴らしくハッピーエンド。これ以上ない結末でした。気にいりました。2013/08/15
ダイ@2019.11.2~一時休止
125
有機化学ミステリーその1。デビュー作。SF設定ありの理系の恋。これはハッピーエンド?2017/10/23




