内容説明
救世主なのか、悪魔なのか。出版業界のタブーをものともせず、急成長した要因は何か。徹底した秘密主義の裏側では何が行われているのか。元・物流業界紙編集長が覗いたネットビジネス、その裏側に広がる底辺。
目次
プロローグ 密かに急成長するアマゾンジャパン
第1章 アマゾン・ドット・コム上陸前夜
第2章 アマゾン心臓部・物流センターの実態
第3章 空虚な職場に集う人々
第4章 アマゾンの秘密主義を恐れる出版業界
第5章 日本で躍進した本当の理由
第6章 その強さの裏側にある底辺
第7章 アマゾンの目指す「完成形」
エピローグ アマゾン化する社会の行方
著者等紹介
横田増生[ヨコタマスオ]
1965年、福岡県生まれ。関西学院大学を卒業後、予備校講師を経て、米アイオワ大学大学院に留学。ジャーナリズムを専攻する。93年に帰国後、物流業界紙で編集長を務める。2000年、アメリカに対するステレオタイプ的な報道に疑問を持ち、全50州、計150人に及ぶアメリカ人へのインタビューを敢行。1年半を費やしたその取材成果を、03年『アメリカ「対日感情」紀行』(情報センター出版局・刊)として発表した。ネット全盛の現代において、現場主義を頑なに守る今どき希有なジャーナリスト
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感想・レビュー
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まど
17
数年前のルポなので、今と変わっているところもあるだろう。けれど、どうして1500円以上購入で送料無料になるのかとか、書籍の物流がわかって面白かった。以前アマゾンの倉庫をテレビで見て「本がいっぱい!!アルバイトしてみたい♪」なんてウットリしたけれど、そんな甘いものじゃないことがよくわかりました。2011/07/18
kinkin
13
巨大なネット通販会社の実情が書かれていた。といってもアマゾンで働いた人からの証言に基づき構成されたもの。日本の企業も海外では労働条件でいろいろな取沙汰を耳にする。外資といえ言葉や文化、生活習慣・労働環境の違いもあり何が悪い、何がイイということは言えないと思う。タイトルは光と影になっている。しかしこれから光は会社側に多く射すのは確かだ・・・・2009/04/02
コダマ@読メ1日30分まで
12
ただAmazonの小田原倉庫に半年間バイトで入って働いてみたってだけの話。アマゾンの倉庫でバイトでしてみようかな?って思ってる人が読む分には、まあいいのかな?読む必要ないと思うけど。2019/06/22
ダンボー1号
11
実に興味深い。発行は2005年。当時出版営業でアマゾンと取引していたが予約販売力・無返品など最強だった。アマゾンランキングに一喜一憂し販促資料として書店に売り込んでいた時代。本の中では売上500億1000億だが今は8000億超えです。10年前アマゾンが伸びると確信していても日本の出版業で商慣習を壊してネットシステム・流通を作る事は出来なかったでしょう。アマゾンのライバルはもはや書店ではなく図書館やスマホのゲームといった無料娯楽でしょう。消費者は年利でなおかつ無料を指向しメーカー流通は疲弊する。2015/11/25
いづむ
9
Amazon含めて消費者にとって便利で安価なサービスは必ず他の誰かや何かの犠牲があって成り立っているものなのか・・・。資本主義社会で「生き残る」という大義名分のもとには、こういうビジネス手法しかないの???最近の加工食品をめぐる問題に対するのと同じような疑問を持ってしまいます。一消費者としては、どうするのが一番いいのかすぐには答えが出せません。(図書館本) 2014/08/03




