東京高級住宅地探訪

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  • サイズ B6判/ページ数 219p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794967879
  • NDC分類 518.83
  • Cコード C0052

出版社内容情報

戦前に開発された住宅地は、日本の近代化を象徴する。現存する東京西郊高級住宅地を訪ね、近代・中流・家族の歴史に思いをはせる。

高級住宅地は、日本の近代化を象徴するもののひとつである。それは当時理想とされた欧米的な生活様式を実現する場であり(だからこそ近代国家の中枢を占める軍人たちが多く住んでいた)、健康で文化的な中流家庭の生活をつくる場でもあった。
消費社会研究家の三浦展が、現存する東京西郊の高級住宅地を歩きながら、近代・中流・家族の歴史に思いをはせる。

序   田園都市の百年と高級住宅地
第1章 田園調布 高級住宅地の代名詞
第2章 成城 閑静さと自由さと
第3章 山王 別荘地から住宅地へ
第4章 洗足、上池台、雪が谷 池上本門寺を望む高台
第5章 奥沢、等々力、上野毛 東京都は思えぬ自然と豪邸
第6章 桜新町、松陰神社、経堂、上北沢 世田谷の中心部を歩く
第7章 荻窪 歴史が動いた町
第8章 常盤台 軍人がいなかった住宅地
付   高級住宅地開発史年表、カラー口絵、東京西郊地形図

【著者紹介】
消費社会研究家。1958 年生まれ。家族、若者、階層、都市などの研究を踏まえた、新しい時代の予測に定評がある。著書に、80 万部のベストセラー『下流社会』のほか、消費論として『第四の消費――つながりを生み出す社会へ』、都市論、郊外論として『東京は郊外から消えていく!』『ファスト風土化する日本』などがある。

内容説明

よき住まいとはいかなるものか?戦前に開発された東京西郊の住宅地を案内。近代・中流・家族の歴史に思いをはせる。

目次

第1章 田園調布―高級住宅地の代名詞
第2章 成城―閑静さと自由さと
第3章 山王―別荘地から住宅地へ
第4章 洗足、上池台、雪ヶ谷―池上本門寺を望む高台
第5章 奥沢、等々力、上野毛―東京とは思えぬ自然と豪邸
第6章 桜新町、松陰神社、経堂、上北沢―世田谷の中心部を歩く
第7章 荻窪―歴史が動いた町
第8章 常盤台―軍人がいなかった住宅地

著者等紹介

三浦展[ミウラアツシ]
1958年、新潟県生まれ。一橋大学社会学部卒業。86年、パルコのマーケティング雑誌『アクロス』編集長、90年、三菱総研を経て、99年、カルチャースタディーズ研究所設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

おいしゃん

40
東京の高級住宅地として知られる、田園調布や成城、山王や常盤台。しかしその誕生の背景や成り立ちは、前者2つはよく取り上げられるものの、意外に取り上げられない後者も、それぞれの特徴がよくわかった。2018/11/12

Miyoshi Hirotaka

19
東京での宅地開発は関東大震災を機に大規模化。別荘地といわれた郊外や鉄道沿線が宅地化された。建築や家具、内装の洋風化や東京の西郊、今の山の手の重点開発と価値向上に熱心だったのは朝日新聞。イベントや有名人を起用した記事広告を駆使し、モデルハウスを売却するビジネスを確立した。新しい住宅地には、会社役員、官吏、軍人が多く住み、旧来からの住宅地には医師や技師、学者や文化人が多く住んだ。街並みや家も代を重ねた。家や街は社会の資産。良い住宅や街路がそのまま残り、歴史や文化を感じさせる住宅地として成熟していって欲しい。2023/04/15

そうさん

7
さらっと読んだ。豪邸って散歩しながら眺めているだけで楽しいので好き。最近は昔ながらの豪邸は取り壊されて、どんどんマンションに変わっているのが、寂しく感じる。街並みも個性がなくなっている気がする。2021/08/20

さとみん

7
実際に行ったことがあるのは常盤台だけだが、広い敷地に立派な家が建ち並ぶ様は壮観だった。成り立ちは様々なのに、各住宅地の売り文句が似通っている点が笑える。しかも今、新たに開発されている住宅地も売り文句はほとんど変わっていないし。持ち家が幸せや社会的地位を誇示する道具なのは今も同じかな。2015/02/07

AR読書記録

6
“高級住宅地”なんだけど、図版にある家々を見ると、美麗・宏壮な豪邸というわけではなくて、レトロ感の横溢した歴史的・文化的価値の高そうな一般住宅がほとんどで、この“高級”の定義は大事、とおもう。ただまあ、本としては、個人的にはもうちょっとお堅い研究書寄りで読みたい内容であった。個人的にはです。2019/04/15

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