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目次
第1章 バレエ・マンガの源流(日本とバレエ;バレエ誕生―日本における初期の受容)
第2章 バレエ・マンガ創世記(バレエ・マンガは少女の夢と憧れ;高橋真琴;牧美也子;北島洋子;上原きみ子;バレエ演目紹介)
第3章 バレエ・マンガの変革期(本格バレエ・マンガの登場;山岸凉子)
第4章 バレエ・マンガの編成期(円熟期から次なるステップ;有吉京子;萩尾望都;槇村さとる;曽田正人;水沢めぐみ)
第5章 バレエ・マンガはどこへ行く?(バレエ・マンガの可能性;水野英子;魔夜峰央)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒロミ
56
【読メ乙女部】昭和の少女の憧れと言えば煌びやかなバレエマンガ。そのバレエマンガの世界を大判サイズで楽しめる本です。上原きみ子先生が大好きなので先生目当てで読んだのですが、高橋真琴、牧美也子、山岸涼子、萩尾望都、有吉京子、など大先生方のインタビューも目白押しでカラー図版も眼福でした。有吉京子先生は存じ上げなかったのですが掲載されていた生原稿のペンタッチが美しすぎてただビックリ。上原きみ子先生は小学生の頃マリちゃんシリーズを熟読していたので読んでいて泣きそうに。平成生まれはバレエ漫画に憧れないのかな?2016/07/03
mikipon
4
図書館で見かけて、比較的近い京都でやっていたのに行けなかったなぁと思いつつ借りてきました。懐かしい原画と作品のあらすじ、著者のインタビュー、学問的な感じの考察などすっごい読み応え(見ごたえ)でした。最後の年表で私とバレエマンガの出会いは、牧三也子さんの『マキの口笛』だったと思い出す。その後小学生向け雑誌でも読み、中高は『スワン』にどっぷりと・・・そして、ウン十年たって再会した『スワン』の続編を読み続けてます。バレエとは無縁の生活で、リッパなオバサンになった今でも、あの頃の憧れやときめきは覚えてる。2013/10/02
ういるす✄苺りんご
2
バレエマンガ好きな人は見るべき✡* もちろんバレエやってる人が見ても楽しいですが 作者へのインタビューが多いので飽きるかも…でした ٽ*2014/06/21
emiko
2
各漫画家へのインタビューが面白かった。トウシューズに画鋲ネタの原点が高橋真琴?とか、歴史を感じる。「イブの息子たち」のニジンスキーにも触れてほしかったな。2014/03/06
楽
2
ナタリーで紹介されていてもたってもいられず気づいたらアマゾンからやってきてました(笑) 山岸凉子せんせいのインタビュー、濃いです。テレプシコーラ3部が出来ない理由…さすがストイックやー!他の方々のインタビューも、年表も、バレエが好きで漫画も読んでる人なら絶対面白いです。紙質が画集ではなくて図録レベルなのでその辺求める向きの方にはイマイチかと。ただ枠外も印刷されていて、セリフの入れ方やメモなんかが見えるのが面白いですね。2013/07/10