内容説明
コミック・映画・小説・ゲームに登場するマフィアの組織図、歴史、事件を完全解説。アンダーグラウンドワールドを創作するヒントがこの一冊に。
目次
マフィアワールド カラーイラスト総覧
マフィア・キーワード(アンダーグラウンドワールド概観)
マフィア・ライブラリー(広江礼威インタビュー;メディア・コンテンツガイド;魔法少女悪名傳パントバンコとは何か;アンダーグラウンド用語辞典)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねりわさび
20
極道天下一武闘大会のような構成で綴られる全世界のアウトロー組織についての研究書。広江礼威氏による表紙や有名イラストレーター達による多くの挿絵により低年齢層の読者も手を取りやすいよう仕上げられている。有益な見所は巻末のアウトロー小説や映画、ゲーム媒体の総合的なピックアップ。次の読みたい本や映画が見つかったりして楽しめました。2019/08/07
ノコギリマン
20
たまにコンビニで買っちゃうよね系の一冊。こういうのって買ったはいいけど放置しちゃったりする。アンダーグラウンド、マフィアについて知るための入門書としてはなかなか良い出来でした。ラッキールチアーノやパブロ・コステバルなんかのところは終始ニヤニヤしながら読んでました。個人的には『アーリアン・ブラザーフッド』についての項目が非常に勉強になったので、満足です。余談、読み終わってから表紙の右上に「中二病必携!!」と書かれていて、「oh……」ってなりました。2015/02/14
とし
6
マフィアの世界についての入門書。表紙こそアニメってるが、内容はストイックなほど真面目な本。19世紀以後の世界の主要な犯罪組織について、その成り立ちから概説してくれてるし、ヨーロッパ、南北アメリカに止まらず、中国、日本、東南アジアの裏世界までカバーしてる、「クリエイターが知っておきたい基礎知識」というサブタイトルに偽りない出来。とっかかりとしてはほぼ満点だと思う。勉強になった。2016/12/05
コリエル
2
世界のマフィア総覧。豊富な参考資料を紹介してくれているので、次への足掛かりになる。2012/06/11
ギカシギ
1
社会の規律に縛られず、知恵と武力で日々を生き抜く、スリルに満ち溢れた生き方、惹かれる所もありますが…。これが今、現実に続いてしまっている事には正直嫌悪感を催さざるを得ない。全ての裏組織がそうではないでしょうが、人の弱みに付け込むような脅迫・商売を平気でするような人間は撲滅されてしまえとも思ったりする。 こういうのはフィクションとして楽しみたいものですね。2017/11/17