出版社内容情報
イラストレーター・生頼範義の約半世紀にわたる画業のなかでも、特筆すべきテーマがミリタリー、戦記物シリーズです。
本書では朝日ソノラマの文庫「航空戦史シリーズ」や潮書房光人社の『丸スペシャル』の表紙イラスト、プラモデルのパッケージなど生頼氏が手がけた「戦記・戦史」画を175点収録しています。
いずれの陸戦・海戦・空戦の絵も、膨大な資料から図面や日誌などを丹念に調べ、日時や天候についても事実に基づいて場面設定をするなど忠実かつ的確に抽出しており、自らの仕事を「依頼者のための、絵による解説図」と規定した生頼氏の面目躍如たる作品群です。
生頼範義[オウライノリヨシ]
著・文・その他
目次
刊行によせて(戸高一成(呉市海事歴史科学館(大和ミュージアム)館長))
1939年以前
1940年~1944年
1945年~1949年
1950年以降
索引
年譜
アトリエ
あとがき(オーライタロー(画家・生頼範義長男))
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
F4ふぁんとむ
5
素晴らしい。家宝。2018/08/22
旅するランナー
3
1900年代の戦艦・戦闘機・戦車が戦闘する姿を描く。 爆撃、砲撃、銃弾、爆発、エンジン、荒波…轟音となって聞こえてくる。 戦場の恐ろしさすら感じる、作者の執念こもった作品を永久保存しましょう。2018/09/01
YS-56
3
時間を贅沢に使って、じっくりと読むべきものです。2018/08/31
RyoShun
0
「航空戦史シリーズ」:1982年スタート、200冊を超える長期シリーズの文庫本(朝日ソノラマ)2021/06/19