目次
イカ(巨大―史上最大のイカを探せ!;極小―世界で一番小さなイカは日本にいる;透明―限りなく透明に近いイカ;色―イカは色鮮やかである ほか)
タコ、その他(透明―タコも透明である;空飛ぶタコを見よ?!―「上を見ろ!」「鳥だ!」「飛行機だ!」「いや、タコだ!」;毛―毛の生えたタコがいる;吸血―地獄の吸血鬼と呼ばれるイカでもタコでもないもの ほか)
著者等紹介
窪寺恒己[クボデラツネミ]
国立科学博物館標本資料センター・コレクションディレクター、分子生物多様性研究資料センター長兼任。1951年東京生まれ。北海道大学、大学院を経て1982年水産学博士。1984年より国立科学博物館に勤務し、2011年より現職。専門は頭足類の分類・生態学、高次捕食者の食性研究など。2004年、ダイオウイカの生きている姿を世界で初めて撮影
峯水亮[ミネミズリョウ]
1970年大阪府生まれ。20歳からダイビングを始める。峯水写真事務所代表、海洋生物を専門的に撮影する水中写真家。現在は、プランクトンなどの浮遊生物の写真や映像を専門的に撮影(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
91
素晴らしい。ダイオウイカからはじまって、とても小さなヒメイカ、透明な脳みそが漂っているようなウスギヌホウズキイカの幼体、南国の花のようなハナイカ、暗闇で青く光るホタルイカ、片方の目だけがぎょろりと大きいモスソクラゲイカなど、印象的なイカやタコが目白押し。ダイオウイカと格闘して傷ついたクジラの写真も大迫力。インテリアとして置いておきたい一冊。2014/10/26
ねむねむあくび♪
70
図書館の本。すごー(@_@)。これは美しいのか?恐ろしいのか!?(@_@)。まじまじと眺めつつ、ページをめくる手が止まらない!!ε٩(๑> ₃ <)۶зうわ!147ページ?かな?チチュウカイヒカリダンゴイカなんて、ほっそりとしたガイコツにしか見えません…(((((((・・;)見つめられてる…。私には、ホラー小説より刺激的かも!?(^o^;)(笑) ホラー好きなお気に入りさんにお勧めしたくなりましたよ…|д・) ソォーッ…2015/10/05
らぱん
58
頭足類の図鑑でイカが50でタコが25。大きな画像に簡単な解説がついたもので図鑑というより写真集でその写真は鮮明で美しい。構図も奇抜な角度で個体のユニークさを伝える斬新な発想が見える。 骨が無いから作れる妙なポーズ、本体に付属する突起の位置や形状。メタリックな玉虫色、透明な身体についたドットの蛍光色。ヒョウ柄や縞々柄。擬態で形や色を変えて発光するものもいる。大きいのや小さいのがいて泳ぐだけでなく歩いたり飛んだり(飛行距離30m!)する。頭足類はクールだ。 …食べて美味いか不味いかもこそっと書いてある。2020/09/02
けんとまん1007
39
本当に美しい。自然の造形物は、基本的に、どれも美しさを持っていると思っている。しかし、それを超えるものもたくさんある。ここにあるのが、その一部だろう。もちろん、そうであるのは、それなりの理由がある筈でもある。そんな中、非対称であるというのが、興味を惹いた。これも、自然の不思議さなんだろう。イカに関しては、ちょうどニュースネタにもなっていたので、読むのにはピッタリのタイミング。それこそ、頭ではわかっていても、なかなか、そう思わないようなあ~、イカはどちらが上なのかということ。もちろん、タコも不思議いっぱい。2015/11/21
あっか
32
世界で一番美しいシリーズにハマっております。笑 イカとタコだけでこんな分厚くなる!?と驚くくらいのページ数ですが、本当に美しく綺麗なイカ・タコがたくさん!!特にわたしはタコが神秘的だなあと思いました。なぜかタコの方が透明のものが多く意外。2018/05/01