内容説明
マレー半島上陸作戦を計画していた日本軍は昭和16年12月8日、英軍基地に向けて戦艦大和が艦砲射撃を開始。第一艦隊は戦艦プリンス・オブ・ウェールズと巡洋戦艦レパルスを沈める。真珠湾攻撃にも成功した日本軍は英米と戦端を開いた。昭和17年5月、ポートモレスビー攻略作戦が始まった。第五航空戦隊が空母ヨークタウンを撃沈し、空母レキシントンからの攻撃隊も迎撃、ポートモレスビーを占領する。ついで、米豪遮断を実現させるべくガダルカナル島の基地化を急ぐ。敵重爆撃隊の攻撃を受けたガ島では防空艦が奮戦するが今また、新たな危機が迫っていた…。
著者等紹介
林譲治[ハヤシジョウジ]
1962年、北海道生まれ。ナイキミサイル基地訴訟で揺れ、千歳基地が隣接するという環境で育ったため、幼い頃より軍事や防衛問題に関心を抱く。戦略シミュレーションの原案などで活躍後、作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ikedama99
3
一気に読みました。戦闘シーンは割とあっさり目で、人の思惑ややりとりなどはねちっこく・・という感じはいつも通り。目的のすりあわせが大切なことを示してくれる(山本と井上の意識のずれ・・某参謀君の運命は?)珍しく4巻に続くようだ・・。2014/05/02
アオイ模型店
2
うお、3巻なのに終わってない!! もしかして、林譲治としては興国の楯以来の快挙か?? 2014/04/17
YS-56
2
意志疎通の難しさ。自ら難しくしているだけなのか、それとも、これが戦場の霧ということですかね?2014/04/12