出版社内容情報
資源の乏しい日本が、
世界でいかに生き残っていくかの秘策が台湾にある!
新型コロナウィルスが猛威を振るう中、世界的に注目を集めていたのが「台湾」です。天才IT担当大臣、オードリータンの指揮の下、短期間で開発された「薬局のマスク在庫状況可視化システム」や「コンビニでマスクを予約販売できるシステム」は、賞賛とともに報道されました。
ビジネス界においても、台湾は大きな存在感を示しています。シャープを子会社化した「鴻海精密工業」は有名ですし、世界最大の半導体ファウンドリ(TSMC)やPC関連企業(AcerとASUS)をはじめ、輸出中心の企業も多く、台湾はグローバルビジネス」で大成功を収めています。
実は、日本の1人当たりGDPは、台湾を上回っているものの、生活費などを加味した「購買力平価(PPP)」では、すでに台湾のほうが上。資源のない台湾がいかに、このグローバル社会で勝ってきたか、それは「人(人材登用)」「スピード(特に意思決定)」にあります。日本の隣人である台湾は、最適かつ最高の手本となります。日本で稀有な「台湾専門コンサルタント」が、台湾が持つ圧倒的な強みを明らかにします。
【目次】
第1章 台湾ってどんなところ?
第2章 日本人がまだまだ知らない台湾人の考え方
第3章 日本とはまるっきり異なる台湾式ビジネスの進め方
第4章 台湾人の私生活
第5章 台湾はどうやって新型コロナ禍を乗り切ったのか
内容説明
日本にとって、台湾は最適かつ最高のお手本!日本で稀有な「台湾専門コンサルタント」が明らかにした台湾の圧倒的な強みとは。
目次
第1章 台湾ってどんなところ?(日本人が抱くイメージに収まりきらない台湾の素顔;日本人よりも幸せな人生を送る台湾人!? ほか)
第2章 日本人がまだまだ知らない台湾人の考え方(似ているようで似ていない日本と台湾―台湾人は金銭にまつわる話題に開放的;会社とプライベートの間の壁が低いアットホームな台湾企業―社内イベントを通じて距離を縮める ほか)
第3章 日本とはまるっきり異なる台湾式ビジネスの進め方(臨機応変がきく台湾人のメンタリティ―業種にこだわらず互いに手を組める適応力;日本で売れないものは台湾でも売れない―親日だからと言って、何にでも日本流は通用しない ほか)
第4章 台湾人の私生活(値段にシビアな台湾人―「団体購入」や「代理購入」が発達;台湾が誇る多彩な食文化―古くから根付く素食文化とは ほか)
第5章 台湾はどうやって新型コロナ禍を乗り切ったのか(コロナ対策の初動に見事成功した台湾―政府による素早い対策の導入と国民に安心を与える丁寧な説明;コロナ期間中の景気刺激策 ほか)
著者等紹介
御堂裕実子[ミドウユミコ]
1979年東京生まれ。明治学院大学卒業後、日本での広告代理店勤務を経て、台湾国立政治大学へ留学。帰国後2008年に台湾と日本の事業の架け橋となるべく、合同会社ファブリッジを立ち上げる。2017年には台湾Fabridgeを設立。台湾企業とのマッチングや現地デパート、スーパーでの販売プロモーション、EC販売企画運営、日台輸出入物流サポート、マーケットリサーチなどの事業を行っている。日本の地方自治体のアウトバウンド支援や、食品会社、不動産企業、教育事業など様々な業界の台湾進出を手がけ、支援企業は200社を超える。本書は初めての著書となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Terry K
たにやす
えが【ega】