出版社内容情報
●「新しい事業を立ち上げたい」 と思っているすべての人へ。
圧倒的「実行力」が身につく事業開発の入門書
◯『ガイアの夜明け』『がっちりマンデー!!』『WBS』『モーニングサテライト』なども注目!
幾度もの失敗を乗り越え、社会的事業を展開するパンスタートアップ経営者、初の著書!
●起業を目指す人、新規事業担当者、スタートアップで働きたい人必読!
【はじめにより】
僕は、「パンとIT」をキーワードに事業展開する、株式会社パンフォーユーの代表取締役をし ています。主な事業は、おいしい冷凍パンが自宅に届く「パンスク」や、職場に届く「パンフォーユー オフィス」など。このサービスで提供しているパンは地方のパン屋さんが作ったもの。スタッフが各地を飛び回り、「このお店のパンはおいしい」と自信を持って勧められるお店のパンです。
僕がこの事業をスタートした理由は、パン屋さんだったことでもなければ、冷凍技術を持っていたことでもありません。
僕はもともと会社員で、起業しようという気持ちすら持っていませんでした。
「地元の群馬県に貢献したい」「地方経済を活性化したい」
そんなことを漠然と考えていたら、起業することになり、縁あってパンを扱うことになり、右往左往の果てに社長になっていたのです。
本書で皆さんにお伝えしたいのは、この「右往左往」の部分。
事業開発って大変そう、と思いますよね。
実際、大変です。
事業がなかなか立ち上がらずにアルバイトでしのいだこともありましたし、ようやく事 業ができたと思った途端、パートナーから提携解消の宣告を受けて、振り出しに戻ったこともありました。
でも、それ以上に大切な気づきがありました。
それは、「事業開発ってこんなに楽しいんだ」ということ。
皆さんご存じの通り、新規事業の立ち上げでは大半が失敗に終わります。
しかし、そうなった理由がわかれば対策できます。 詳しくは本文で紹介しますが、僕自身、大小を問わず数え切れないほどの失敗をしてきました。それでも歩みを止めなかったのは、対策を講じて前進している感覚があったからであり、何より事業開発の楽しさに気づいていったからです。
この本では、僕が「右往左往」した状況と、いまだからわかる原因と対策について、そして事業開発の魅力をお伝えします。もちろん、うまくいった取り組みもありましたので、 その詳細も細かく紹介します。
内容説明
スタートアップで働きたい就活生から新規事業担当者まで必読!理論・フレームワークは必要ない。圧倒的「実行力」が身につく事業開発の入門書。
目次
第1章 最初にして最大のハードル「アイデア出し」と「事業の構造づくり」
第2章 本当の顧客ニーズを探りながら「失敗」を「新しい事業」に変える
第3章 大事なのは「現場」。売り上げを伸ばすカギを見つける
第4章 事業の出口を見据え、「資金調達」を考える
第5章 全業務を一人でこなすことの大切さ
第6章 新規事業を成功させるための「組織マネジメント」
第7章 持続可能な事業にするための「認知拡大戦略」
終章 提携企業を見つけ、事業を多角化する
著者等紹介
矢野健太[ヤノケンタ]
株式会社パンフォーユー代表取締役。1989年、東京都生まれ、群馬県育ち。京都大学経済学部卒業後、株式会社電通に入社。屋外媒体のメディアバイイングならびに企画立案に従事するが、地元群馬に貢献したいという思いから退職。教育系ベンチャー企業にて新規事業立ち上げを経て、群馬県桐生市を拠点に小学生への体験プログラムや子育て支援事業、起業支援を行う特定非営利活動法人の事務局長に就任。2017年1月にパンフォーユー設立。全国のおいしいパン屋さんと消費者をつなぎ、新しいパン経済圏の確立を目指す。創業間もないにもかかわらず、SHARP、ネスレ、KDDI、大阪メトロなど大企業から引き合いが絶えない(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふみら
ゼロ投資大学
Kazuki
-
- 和書
- 関節可動域・筋長検査法