出版社内容情報
ドイツから世界中の人の心をとらえた?100歳までに知ること”がコンセプトになった親子で読むことのできる絵本。
内容説明
１歳１ページ、あなたの年齢はどんな世界が見える？大切なひとといっしょに読みたい、人生で学ぶすべてのこと。
著者等紹介
ヴィダリ，ヴァレリオ［ヴィダリ，ヴァレリオ］
イタリア出身のイラストレーター、ベルリン在住。作品には多くの受賞歴がある
前田まゆみ［マエダマユミ］
１９６４年、神戸市生まれ。絵本作家、翻訳家。神戸女学院大学で英文学を学びながら、デッサンなど絵の基本を学ぶ。１９９４年ごろから絵本作家として活動（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シナモン
157
こどもが幼かったころ、自分が若かったころ、今の自分、自分の親、いろいろな人を思い浮かべてページをめくった。「21…ほんとにこんなに小さな部屋で育ったのかな」「70…いまだに自分のことなんてわからない。試してみてはじめて、それが好きだってわかったりする」それぞれの年齢の言葉が心に響く。なんて愛しい人の一生。胸にじんわり沁みてくる素敵な一冊でした。2021/04/09
けんとまん１００７
85
１００年の旅を、まさしく今旅しているところ。旅には、いろいろな出来事や人と遭遇する楽しみがある。旅へ行く計画をたてる楽しさ、行ってきたあとの想い出としての楽しさ。もちろん、旅は計画通りにはいかないことが多いし、だからこそ、いいのだと思う。明日からが楽しみになる１冊。2020/06/13
seacalf
66
0歳から99歳までの100年、その瞬間に感じた事を切り取って見せる面白い試みの絵本。懐かしかったり、共感したり、よくわからなかったり。でもこの絵本は誰かとの語らいのツールでもあるのだから、すべてに共感できなくても良いのだ。小学生から90歳の人、旧東ドイツの高官、シリア難民の母、ラゴスの少年、YA作家…様々な人にインタビューをして、そのエッセンスの言葉が載せられている。彼らのインタビューも本にしてくれたら、きっと読むのにな。絵本で表現されているような世界の見え方が変わる新たな局面がこの先もありますように。2020/09/12
ホッパー
60
誰しもの人の一生を描いた、優しく素敵な絵本。2022/07/10
榊原 香織
59
誕生から１００歳まで、一ページごとに短い言葉 人生１００年時代かあ2022/12/16
