出版社内容情報
難解な哲学を、ギリギリまでわかりやすくしました!
わかっていたような、わからないような…という哲学者の思想も、本書を読めばスッキリ理解できます!
詳しく知りたいわけではないけど、哲学の「さわり」は教養として知っておきたい、学校の授業の内容が、なかなか理解できない、などなど、使い勝手のいい図鑑です!
著者について
河合塾やその他大手予備校で「日本史」「倫理」を担当。学びエイド鉄人講師。中央大学文学部哲学科卒業後、上智大学神学部に学ぶ。
哲学や宗教、歴史などのわかりにくい部分を読者の実感に寄り添った、身近な視点で解きほぐすことで定評がある。
『眠れないほどおもしろい哲学の本』 (王様文庫)、『自分を変える思考の道具箱』(青春出版社)、『考える力が身につく ディープな倫理』、『図解でわかる! ニーチェの考え方』(以上、KADOKAWA)、『空想哲学読本』(宝島社)、『オッサンになる人、ならない人』 (PHP研究所)、『哲学の小径』(講談社)、『お厚いのがお好き?』〔哲学監修〕(扶桑社)など著書多数。
目次詳細
Chapter1 古代
Chapter2 中世
Chapter3 現代①~実存主義、現象学、社会主義
Chapter4 現代②~構造主義、ポストモダン、分析哲学
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
124
まあまあ。この手の本はたくさん出ているけれども、イラストもあって、そういった本の中でもわかりやすい方ではないかなと思う。あと、近現代の比較的あたらしい時代の哲学思想、哲学者にけっこうページ数が割かれているのもいい。ただ、やっぱりどうしても近代哲学になるとすごく難しくて理解が追いつかないし、質問形式のところもあまりピンとこなかった。2020/09/19
かずぼう
31
三大幸福論のひとつに、フランス アランの幸福論がある。『上機嫌』を義務の第一位に。幸福になろうと努力しなければ幸福にはなれない。ポジティブな考えを維持するのはけっこう難しい。幸福になるには、ある程度の修行が必要である。ちなみに、残り二つはスイス ヒルティとラッセルの幸福論がある。2021/10/26
かわうそ
29
★★★★★空いている時間に読んでいたらあっという間に読了。そのくらい面白い。哲学思想っていうのはそもそも語義矛盾のような気がしてならない。哲学は答えがないからこそ哲学なのではないか?思想を持った時点で哲学することを放棄しているようなものな気がする。アラン「幸福になろうと努力しなければ幸福にはなれない」「アランは「気分というものはいつも悪いもの」なのですが、これを意志によってコントロールすることができます。」これはアドラーの考え方に似ている。結局は出来事が大事なのではなくてそれをどう捉えるかが大切だ。2021/09/01
とある内科医
15
図書館より、高校教科書と合わせ読み。 シンプルに書かれているが、自分にはかえって難しく感じた。用語集と資料集をひっくり返した方が良いかも。 現代の層が厚く、初見の方(教科書に出てこない)も多数。2021/09/23
こばまゆ
8
全然、頭に入らない。絵はかわいいけど、内容が全然入らない。まっ、哲学を数ページで簡略して書いてるので、それは仕方ないよね。2017/09/20