内容説明
なぜ、この食べ物をおいしいと感じるのだろう?なぜ、人にやさしくなれたのだろう?なぜ、あの人に好感を持ったのだろう?なぜ、あまり食べていないのに満腹感があるのだろう?その原因は、「香りや見た目」にあった!ヒントは脳科学と応用心理学!
目次
プロローグ 香りや見た目で脳は簡単にだまされる
第1章 あなたの好きな味の正体を知っていますか?
第2章 心理学が教えるおいしさのトリック
第3章 人は香りとにおいでだまされる
第4章 好感度は香りと見た目で決まる
第5章 脳を錯覚させるダイエット
著者等紹介
坂井信之[サカイノブユキ]
1969年生まれ。大阪大学人間科学部、同大学院人間科学研究科修了・博士(人間科学)。この間、内臓感覚に関する生理学・脳神経科学を学ぶ。その後、広島修道大学、産業技術総合研究所などで食行動科学、認知脳科学などを研究。神戸松蔭女子学院短期大学・大学・大学院にて生活科学と心理学に関する教育と研究に従事。現在、東北大学大学院文学研究科心理学研究室准教授。東北大学脳科学センター所属。味覚や嗅覚、食行動、対人印象などに関する脳科学および心理学に関連する120本を超える研究論文を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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タナカ電子出版
31
この本は脳科学と応用心理から導き出された。人の思い込みを食事、臭い、見た目、などから毎日を楽しく快適に生きる方法を教えてくれる本です☺️私が特に興味がひかれた所は、人はストレスを感じるとストレスホルモンが分泌され、その臭いを敏感に犬はキャッチして飼い主をなめる回数が増える。仮説段階ですがかなり興味深いです🐶見た目が良い人は同じ体臭でも、見た目が悪い人より良い臭いと勘違いをしたりします。柔軟剤の香りは同じタオルの柔らかさでも香りが付いている方が柔らかく感じてしまいます💕確かにそんな気がします✨2019/11/24
メモ帳
8
味覚の話に興味が湧いたので、それに関する本を読みたいと思った。2017/09/02
ルル
7
外的なものに惑わされて生かされているのですね(*^^*)2016/07/20
ササ
1
以前、セミナーでこの先生の講義を聞いてとても分かりやすく学べたので手に取りました。セミナーでも紹介されていたのですが、想定よりも小ネタ小話な感が強く楽しくさらっと読めるもののもっと学術寄りの内容を期待していただけに物足りませんでした。2020/05/12
moe
1
すごく期待して読んだけれど、知ってる内容が多かった。でも、女性はイケメンの前だと食べる量が少なくなるっていう話は始めて聞きました。でも、すごくわかる気がする。2019/09/22