目次
第1章 アドラー心理学の基本理論―まずは基本を押さえよう
第2章 自分の心理学―自分との付き合い方を知ろう
第3章 人間関係の心理学―他者との付き合い方を学ぼう
第4章 仕事・リーダーの心理学―仕事との付き合い方を習得しよう
第5章 親子・家族関係の心理学―親子・家族との付き合い方を磨こう
第6章 もっと人生を豊かにする心理学―勇気づけと共同体感覚を身につけよう
付録 夢の理論
著者等紹介
岩井俊憲[イワイトシノリ]
アドラー心理学カウンセリング指導者、中小企業診断士。1947年、栃木県生まれ。1970年早稲田大学卒業。外資系企業の管理職などを経て、1985年、有限会社ヒューマン・ギルドを設立し、代表取締役に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぱんにゃー
56
【認知論(誰もが自分だjけのメガネを通してものを見ている)】 『5つのベイシック・ミステイクス:[決めつけ][誇張][見落とし][過度の一般化][誤った価値観]』 ここから抜け出すために コモンセンス(共通感覚)を養うには? 『「本当にそうなの?」と疑う(根拠はあるか探す)』『「あ、またやってしまっているな」と自覚する(気づくくせをつける)』『「こうすればどうだろう?」と建設的に考える(建設的に思いをめぐらす)』 OK(^ω^)2015/02/05
♪みどりpiyopiyo♪
33
非常にさらっとした説明で あっという間に読めちゃいました。図が多く要点が枠で囲まれてたりして視覚的に捉えやすい工夫もされてます。家族や職場等での対人関係の構築法にも言及されてます。■読書に慣れてない人でも負担なく読める文の量で 網羅的に概要だけをまとめてあるので入門者が雰囲気を知るには良いと思います。事例や考える部分が少ないので、この本だけで深く理解して実生活に活かせるのは元々出来てた人だけじゃないかなー。■学んだことのある人が「アドラーってどんなんだっけ?」ってさらっと確認するのにも良いかもです。(→続2016/07/13
としP
23
【自己決定性】環境やハンデなどが性格形成による影響をどう解釈し、どう態度を決めるかは自分次第。【目的論】現在と未来とのギャップが大きいと問題。「こうすればどうだろう?」と建設的に考える。怒り(2次感情)は、1次感情(寂しい、辛い、心配など)によるものである。怒りでなく、1次感情におろして話す。うまくいかないときは、原因を探るより目的に目を向ける(目的は?何が出来る?)。【対人関係論】勇気づけの言葉は、尊敬・信頼・共感がベースになっている。相手の課題と自分の課題は分ける(踏み込まない、踏み込ませない)。2017/02/28
yumiusa
20
【購入】今まで数冊読んだ「アドラー関連本」の中で一番わかりやすかった。図や表などが多数入っていて、そこに自分を照らし合わせながら読み進めていけたので面白かった。これからも度々読み返す本になると思う。2015/08/26
vintage like
16
岩井先生著書のアドラー心理学入門。図解で大変解りやすく読み易い自己啓発本。人間関係の心理学、リーダーの心理学、勇気づけと共同体感覚などなどアドラー心理学の基本理論が簡潔に分かる。岸見先生のアドラー心理学と併読するのも良い一冊。2016/11/05