内容説明
小売・流通が急速に変化している。それは生産者も消費者も巻き込み街づくりや環境にも影響を与える。本書は過去・現在2度の流通革命を軸に小売・流通の基本から最新動向までを、現場と理論の両面からやさしく解説する。
目次
Prologue 流通の社会的重要性―文明社会は流通の上に成り立っている
1 流通の役割としくみ―社会の要請が流通を形づくる
2 小売業とは何か―暮らしのそばで消費者をみつめる
3 卸売業とは何か―生産と消費の間でバランスをとる
4 チェーン・オペレーションとは何か―流通の各要素を結びつける
5 流通の変化とメーカーの対応―首位単独から連係プレーへ
6 マーケティング起点の営業・販売―製造から販売まで連動させる
7 情報化と流通―情報システムの開発で流通が激変する
8 CSRと流通の関係―流通は社会と消費者に貢献する
9 近未来の流通―流通が主役を演じる場が増える
著者等紹介
上原征彦[ウエハラユキヒコ]
明治大学大学院グローバル・ビジネス研究科教授。東京大学経済学部卒業、日本勧業銀行(現みずほ銀行)、(財)流通経済研究所、明治学院大学経済学部助教授、同教授、ペンシルヴァニア大学客員教授を経て、2004年より現職。専攻はマーケティング戦略論、流通論。政府の産業構造審議会委員として流通部会長、サービス部会長を務める
坂上眞介[サカガミシンスケ]
筑波大学第一学群社会学類(経済学専攻)卒業、明治学院大学大学院商学専攻修士課程修了。(株)市場開発研究所代表取締役、工学院大学工学部非常勤講師
中麻弥美[ナカマヤミ]
明治学院大学経済学部商学科卒業、筑波大学経営・政策科学研究科経営システム科学専攻修士課程修了。(株)コムテックシニアコンサルタント(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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