内容説明
What is Political Philosophy?という問いに中世のイスラームとユダヤ教の政治哲学の最高峰にも肉薄して近代ヨーロッパのキリスト教中心的政治哲学史に挑戦する異色の哲学書。徹底したliteral translationで著者シュトラウス自身の意図の忠実な再現をめざす最新・完全訳。
目次
1 政治哲学とは何であるか?
2 政治哲学と歴史
3 古典的政治哲学について
4 クセノフォンの『ヒエロン』についての再陳述
5 いかにしてファーラービーはプラトンの『法律』を読んだか
6 政治科学についてのマイモニデスの陳述
7 ホッブズの政治哲学の基礎について
8 ロックの自然法の教説
9 忘れられた種類の著述について
10 クルト・リーツラー
著者等紹介
シュトラウス,レオ[シュトラウス,レオ] [Strauss,Leo]
1899‐1973。ドイツ生まれの政治哲学者
飯島昇藏[イイジマショウゾウ]
早稲田大学政治経済学術院教授。1951年生まれ。最終学歴:Ph.D.(政治学)(シカゴ大学)
石崎嘉彦[イシザキヨシヒコ]
摂南大学外国語学部教授。1948年生まれ。最終学歴:博士(文学)(広島大学)
近藤和貴[コンドウカズタカ]
早稲田大学政治経済学術院助教。1978年生まれ。最終学歴:Ph.D.(政治学)(ボストンカレッジ)
中金聡[ナカガネサトシ]
国士舘大学政経学部教授。1961年生まれ。最終学歴:博士(政治学)(早稲田大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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