内容説明
活発な動きを見せる環境法には、未だ検討しなければならない課題が山積している。その課題に、どのように向き合うか。最新の環境法の全貌を概観する待望の第3版。直近の重要判例・2010年通常国会の提出法案および法改正までフォローした。
目次
第1編 環境法の基礎(わが国の公害・環境法の歴史;環境問題と環境法の特色・体系;環境法の基本理念・原則、各主体の役割;環境政策の手法)
第2編 国境を越える環境問題への法的対応(国境を越える環境問題と国際環境法;主な地球環境問題に関する条約と国内的対応;貿易と環境に関する議論)
第3編 国内環境法(環境基本法と環境基本計画;環境影響評価に関する法;化学物質のリスク審査法;汚染排出の防止・消減に関する法;循環管理法;自然・文化環境保全法;環境保護の費用負担;公害・環境事件の司法・行政的解決;環境行政組織)