出版社内容情報
第三世界フェミニズムの第一人者がアラブ文学の読解を糸口に、世界の悲惨さとそれに応える思想の力を問いかける。
内容説明
小説を読むことは他者の生を自らの経験として生きることだ。絶望的な情況におかれた人々の尊厳を想い、非在の贖いとしての共同性を希求する新たな批評の到来。
目次
小説、この無能なものたち
数に抗して
イメージ、それでもなお
ナクバの記憶
異郷と幻影
ポストコロニアル・モンスター
背教の書物
大地に秘められたもの
コンスタンティーヌ、あるいは恋する虜
アッラーとチョコレート
記憶のアラベスク
祖国と裏切り
ネイションの彼岸
非国民の共同体
著者等紹介
岡真理[オカマリ]
1960年生まれ。東京外国語大学大学院修士課程修了。在モロッコ日本国大使館専門調査員、大阪女子大学人文社会学部講師等を経て、京都大学大学院人間・環境学研究科准教授。専攻は現代アラブ文学・第三世界フェミニズム思想(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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