出版社内容情報
チョウ、ネコ、そして人間……。自然には生物の不思議と知恵がいっぱい。動物行動学の第一人者のユーモアと発見に満ちた随筆を厳選。
日? 敏隆[ヒダカ トシタカ]
著・文・その他
内容説明
この地球上にはなんとさまざまな生物がいることか!―。いきものの不思議を追った、動物行動学の第一人者の機知。
目次
町の音
動物たちの自意識
生物たちの論理
人間の領域
ネコたちの認識する世界
ユクスキュルの環世界
チョウという昆虫
赤の暗黒
常識と当惑
ホタルの光
カタクリとギフチョウ
ギフチョウ・カタクリ・カンアオイ
動物の予知能力
概年時計
春の数えかた
ドジョウは何を食べている?
オタマジャクシの恐怖物質
ミズスマシの水面生活
水面を走るアメンボ忍者
二重保証
カタツムリの奇妙な生活
セミは誰がつくったか
ヘビは自然の偉大なる発明
トンボとヤゴの驚くべき仕組み
わかってもらえない話
ボディーガードを呼ぶ植物
秋の落葉とカブトムシ
鰻屋の娘とその子たち
ネコの時間
ネコの家族関係
著者等紹介
日〓敏隆[ヒダカトシタカ]
1930~2009。動物行動学者。東京府豊多摩郡渋谷町に誕生。成城学園中学・高等学校(部活動は生物部)を経て、東京大学理学部動物学科卒業。在学中から岩波書店の辞典編集のアルバイト(のち嘱託)をしていた。東大大学院修了後、理学博士号取得(博士論文は「アゲハチョウ蛹における形態学的体色変化の内分泌的機構の研究」)。東京農工大学農学部教授、京都大学理学部教授(のち名誉教授)、同理学部長、滋賀県立大学初代学長、総合地球環境学研究所初代所長などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mae.dat
(C17H26O4)
kinkin
藤月はな(灯れ松明の火)
阿部義彦