双葉文庫
日本推理作家協会賞受賞作全集〈67〉龍は眠る

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  • サイズ 文庫判/ページ数 523p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784575658668
  • NDC分類 913.68
  • Cコード C0193

内容説明

雑誌記者の高坂が慎司と出会ったのは、暴風雨の夜だった。小学生が行方不明となった事件の、誰も知らない真相を告げた後、その少年は言う。僕は超常能力者なんだ、と。半信半疑でその能力を調べる高坂に、奇妙な手紙が届いていた。何か恨みがあるらしい…そして事件が起こる。超能力者の悲哀とともに紡がれる異色サスペンス。

著者等紹介

宮部みゆき[ミヤベミユキ]
1960年東京生まれ。法律事務所等に勤務の後、87年「我らが隣人の犯罪」でオール讀物推理小説新人賞を受賞してデビュー。『本所深川ふしぎ草紙』で吉川英治文学新人賞、『火車』で山本周五郎賞、『蒲生邸事件』で日本SF大賞、『理由』で直木賞と受賞を重ねる。2001年の『模倣犯』は毎日出版文化賞、司馬遼太郎賞、芸術選奨文部科学大臣賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

みかん

18
この前の冬、宮部さんの「蒲生邸事件」を読んで、同じ超能力者ものの本作品を読み返したくなって、中古を購入し高校生以来の再読。やはり、サイキック――特に直也の悲哀と孤独を感じて、ラストは目が潤んだ。個人的に思うことだが、宮部さんはデビューから90年代末までの作品がやはり全盛期だなあ。2016/04/19

kzy-y

17
生駒のキャラは最高にいい!お節介だけと生駒の存在だけで救われた感がある。面白かったサクッと読めた*(^o^)/*2014/03/15

スノーシェルター

14
他人の考えていることがわかってしまうって辛いんだろうな。超能力が本物かどうかより、登場人物の心の動きが面白かった。2013/02/23

C-biscuit

11
図書館で借りる。ミステリー小説の要素にサイキックというSFが混ざった小説である。マンホールの蓋を開けたことが、きっかけで思いもよらぬ事件となったが、この事件をきっかけに高坂昭吾がサイキックの少年と出会い。そういう人間がいるということを知る。そして、もう一人のサイキックと別の事件が入り混じり、ラストまで多くの伏線などを楽しむことができた。サイキッカーたちの苦悩がリアルに感じられ、羨ましい能力でもあるが、知らないことの良さも実感できる内容である。雑誌社の様子や取材、考え方もなどの知見も広めることができた。2017/03/15

うみろー

9
再読。あらゆる超能力のなかで人の考えていることがわかる能力は、苦しい事NO1ではないだろうか?他人がどう思っているかが分かってしまう。なんて辛いことだろう。逆に考えたって、本音がダダ漏れの状況は裸で歩いているに等しいくらい恥ずかしい。自分だったら、自分だったら・・・・つい考えてしまうのが宮部みゆきの本なのかもしれない。2012/05/28

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