双葉新書<br> 御用学者と呼ばれて―「推進派VS脱原発派」という不毛な対立を乗り越えるために

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双葉新書
御用学者と呼ばれて―「推進派VS脱原発派」という不毛な対立を乗り越えるために

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  • サイズ B40判/ページ数 223p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784575154078
  • NDC分類 543.5
  • Cコード C0295

内容説明

2011年3月11日の東日本大震災と、それによる福島第一原子力発電所の過酷事故から約2年。依然として、「推進派」「脱原発派」というレッテル張りと、地元・福島を置き去りにした対立ばかりがクローズアップされる。そんな状況下で、「赤めがね」「東電の御用学者」などと揶揄や罵倒を浴びながらも、一貫して、対立を超えた対話の場を求めてきた原子力学者が語る、原発を巡る「本当に解決すべき問題」とは―。

目次

第1章 3.11以後、私に起こったこと(「いちばん考えうるのは、水素爆発ではないかと思いますね」;大学からは暗に「出演自粛」の要請が ほか)
第2章 メディアが煽った間違いだらけの「反原発ワード」(メディアが作り出した恐怖をインターネットが拡散するシステム;便利なキーワード検索が提供する知りたいことだけ知る機能 ほか)
第3章 原子力ムラの構造(私は東電の「御用」も受けていない;東電という会社の病巣 ほか)
第4章 日本のエネルギーの未来(遠くにあるものは美しい?;私はこれからも原子力を推進します ほか)

著者等紹介

澤田哲生[サワダテツオ]
1957年兵庫県生まれ。京都大学理学部物理学科卒業後、株式会社三菱総合研究所に入社。カールスルーエ研究所客員研究員としてドイツに渡る。現在は、東京工業大学原子炉工学研究所助教。原子核工学を専門としている。また、原子力立地地域の住民や都市の消費者との絆を紡ぐイベント「つーるdeアトム」を主催するNPO法人の代表をつとめている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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