世界史を変えた13の病

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世界史を変えた13の病

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  • サイズ B6判/ページ数 344p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784562055982
  • NDC分類 490.2
  • Cコード C0098

出版社内容情報

無知蒙昧からくる迷信のせいで行われた不条理な迫害や、命がけで患者の救済に尽くした人、病気にまつわる文化までの知られざる歴史。数多くの犠牲者を生み、時には文明を崩壊させた疫病の数々が、人類史に与えた影響とは?無知蒙昧からくる迷信のせいで行われた不条理な迫害や、命がけで患者の救済に尽くした人、病気にまつわる文化までの知られざる歴史。

ジェニファー・ライト[ジェニファーライト]
著・文・その他

鈴木 涼子[スズキリョウコ]
翻訳

内容説明

多くの犠牲者を生み文明を崩壊させた病気と人類の歴史。迷信による不条理な迫害、患者の救済に尽くした人々の闘い、病のイメージが作り出した文化まで、知られざる歴史をときあかす。

目次

アントニヌスの疫病―医師が病気について書いた最初の歴史的記録
腺ペスト―恐怖に煽動されて
ダンシングマニア―死の舞踏
天然痘―文明社会を即座に荒廃させたアウトブレイク
梅毒―感染者の文化史
結核―美化される病気
コレラ―悪臭が病気を引き起こすと考えられた
ハンセン病―神父の勇敢な行動が世界を動かした
腸チフス―病原菌の保菌者の権利
スペインかぜ―第一次世界大戦のエピデミック〔ほか〕

著者等紹介

ライト,ジェニファー[ライト,ジェニファー] [Wright,Jennifer]
ニューヨーク在住の作家。「ヴォーグ」「ニューヨーカー」等の雑誌への寄稿を経て、2015年に初の著書It Ended Badly:Thirteen of the Worst Breakup in History(『史上最悪の破局を迎えた13の恋の物語』原書房刊)を出版。女性に焦点をあてたエンターテインメント色の強い歴史書を執筆することを目指している

鈴木涼子[スズキリョウコ]
明治学院大学文学部英文学科卒業。出版翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kinkin

75
腺ペストから天然痘、梅毒、結核はじめ13の疫病の歴史について。どれも世界史に影響を与えているという点で共通している。現代ならエボラやエイズ、SARSなんかも入るのだろう。ただとっても読みにくい本、訳本の読みにくさを結集したようだ。独特の皮肉や比喩、本国なら笑えるようなウィットなどに閉口。本の半分くらいは飛ばし読み・・・・図書館本2018/10/20

キムチ27

58
この類の本としては異色で、かなり楽しく読めた。筆者はヴォーグなどに寄稿する作家であり、文体は女性向け おもねりも強くかんじた。病は人の心をすべからく「島」にする。閉ざす・・という業。パンデミックとなれば誰しも終わりまで見届ける命は持たない。特に結核、梅毒の章では「一種のロマン風調」とかし、病が憧れともなった事実を巧みに綴っている。コレラの原因突き止めに大きな足跡を残したジョン・スノウ。一瞬 GOT?と思ったが同名のDr.でもイメージだけ「あの」素敵な彼が被さって 悲惨な19Cの物語を力強くしてくれた。2021/03/22

星落秋風五丈原

42
医療が発達して世界史を変えてきた病の多くは根絶。治療までの過程を描くとプロジェクトX医療版だが本書は治療が困難だった時代に人々がどう病と向き合ったかを描く。ダミアン神父のハンセン病患者への献身的な看護が描かれる。踊る女性に接した村人たちもダミアン神父も病と病にかかった人とをきっちり分けている所がいい。憎むべきは病なのに、ともすると我々は病人をも忌避し本書に記載されているロボトミーにおいては人格をも変えてしまおうとする。偏見は病ではないから厄介だ。だが自分が自覚しさえすれば、いつでもどこでも治せるのだ。2018/10/06

kazuさん

41
1955年4月12日に、ソークが開発したポリオワクチンが90%の患者に有効で、かつ安全であると、全米に向けて発表されました。開発の裏には、資金援助を惜しまなかった何百万人ものアメリカ国民の支えや、大統領の支援がありました。ソークはワクチン製造の特許を敢えて取りませんでした。発表当日、テレビ番組で、エド・マロウが彼に「この特許の所有者は誰ですか?」と尋ねた時、ソークは「まあ、人々だと言えるでしょう。特許はありません。太陽を特許にできますか?」と答えました。ポリオはこの本では13番目の病気である。2023/10/12

ユウユウ

26
こんな時だからこそ再読。示唆的な言葉も多く、ハッとさせらせた。ここに新型コロナウイルスを足した新版の執筆を是非とも求めます。2020/05/18

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