感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんぶん
17
【再読】平田弘史傑作選・2 「日陰者の死」他、5編を収録。 なかでも、「茶筅髪禁止令」が、すこぶる良い。 ある日、公儀の命令により「茶筅髪」が禁止になってしまう。 そこに、茶筅髪は先祖から受け継いだもの、断固として受ける事は出来ぬと反撥する者多し。一人二人と切腹を恐れ、脱落してゆくしかし、ここに断固として切腹し武士道を通す者がいた、そして、父のその姿を観て、同じ茶筅髪の息子が死ぬという。 その子も目付役に罵られて殺される、それを知り、一人の男が立つ。 目付との勝負に勝ち殿の翻意を促す。凄い男がいたものよ。2022/07/08
ぶんぶん
4
強固な幕末藩体制にからめとられ鬱伏する下級武士たち、己れを犠牲にして家名を、藩を守ることに誇りを持てるのか…武士道の意地を描く傑作選。2014/09/26
MIRACLE
0
日本文芸社が1995年に刊行した「平田弘史傑作集」を元にした作品集。「日陰者の死」「吉田松陰」「茶筅髪禁止令」「無双奥義太刀」「太刀持右馬之助」の5作品を収録している。なかでも「無双奥義太刀」は115ページの大作だ。2012/04/16




