創元推理文庫
黒魔術の娘 (再販)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 365p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488552022
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報



アレイスター・クロウリー[アレイスタークロウリー]
著・文・その他

江口之隆[エグチコレタカ]
翻訳

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

アナーキー靴下

49
私に座右の銘を刻むなら「汝の欲することをなせ」なんです。ということで長年の憧れクロウリーの著作を読む。高純度な意味の塊に、読みながらずっとニコニコしてしまう。以前電車でアダム・スミスの『国富論』をニコニコ頷きながら読んでいる大学生(推定)を見かけたけど、似た感じかなと思ったり。(私はアダム・スミス読んだことないけど…)認知フィルターが噛み合って、世界の輪郭が鮮明に見えることによる興奮だよね。私の場合は、かなり原始的な、意味の連なり、詩性に脳がハックされているのかも。やっぱり詐欺師が知性の極致です、私には。2026/08/02

あーびん

26
20世紀最大の魔術師といわれてもあんまりピンとこないのだけれど、魔術結社を設立したり、トートタロットを考案したり、また後にビートルズ『サージェント・ペパーズ~』のジャケに登場したり、オジー・オズボーンやデビッド・ボウイなどに影響を与えたり、ロック界隈でのオカルトアイコンとしてのイメージが強い。たしかに小説で描かれている退廃的でエロティックな儀式はセックス・ドラッグ・ロックンロールと親和性が高そう。表題作は実体験をもとにしているそうな...儀式をリアルとしているので幻想文学とも違うんだよな。2020/05/16

星落秋風五丈原

10
パンテオンの前で出逢った若い女は、誘惑的で残酷で苦悩に満ちていた。彼女と酒場で謎めいた会話を交わした主人公は魔術結社の位階を上がるための場面に立ち会うことになる。全体が象徴のクロスワードのような「アイーダ・ペンドラゴンの試練」の他著者主宰の魔術結社機関誌掲載作を収録。異色の幻想短編集。1991/10/12

lico

7
【【日本の夏は、やっぱり怪談】〈其の二・洋編〉】名前だけが独り歩きしている感もある二十世紀でも特に有名な魔術師であろうアレイスター・クロウリーの短編集。全体的にストーリーが追いにくくわかりにくい話が多かったのだが『きこり』は話も短く比較的単純で普通のホラー小説のように面白く読めた。『アイーダ・ペンドラゴンの試練』も一種のファム・ファタールの変奏のようなものかと思って読んでいたら最後の解説でオカルト方面での読み方が書かれていて他の短編ともどもあまり読めていなかったことに気付かされました。2021/08/03

Ayah Book

6
読んだのは復刊の方なのですが、登録がなかった。二十世紀最大の魔術師・クロウリーの短編集。意味がよくわからないものもあったが、ほとんどが幻想怪奇小説としてとても面白かった。「秘められた罪」なんかかなり笑える。あとはロマンチックな「キルケーの夢」、サイコホラーっぽい「きこり」、壮大な冒険物語「アーシルドゥーン家の惨劇」が好きかな。2018/11/27

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