出版社内容情報
サザエさんのフネさんのような、肩の力の抜けた着こなし。割烹着、縞、下駄、木綿、ウール。そんな姿を追う日々と東京のきもの文化。
内容説明
頑張るきものじゃなくって、サザエさんのフネさんのような肩の力の抜けた着こなし。真っ白な割烹着。縞、下駄、銘仙、木綿にウール…。そんな姿を求める日々と、曾祖母以来受け継いだ、きものまわりあれこれ。
目次
第1章 フネさんにあこがれて(下駄をからころ;愛しの木綿 ほか)
第2章 東京きもの人(日本橋の美人姉妹 中村雅子さんと東郷治子さん;浅草木馬亭の粋な曲師 沢村豊子師匠 ほか)
第3章 着道楽の遺伝子(先祖代々でべその伝わり;ひいおばあちゃんの帯 ほか)
第4章 きもの文学(きものをまとった本;幸田文さんのきもの ほか)
著者等紹介
猪谷千香[イガヤチカ]
東京生まれ、東京育ち。明治大学大学院博士前期課程考古学専修修了。祖母の実家は東京・両国の「工藤写真館」。着道楽だった祖母の影響で、きものに親しんで育つ。2003年から2007年までサイト「きものきたいねっと」を運営、「きものにからむコラム」を連載。新聞記者としても、アートや日本文化について取材を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひつじ
10
着道楽な祖母と孫。着物が日常着だった方の意見もありつつの筆者の着物の日々が読みやすく書かれていました。やっぱり着物着たいなぁ。カラーで着物の写真がもっとあると嬉しかったです。2015/09/06
春生
6
着物が大好きで、お茶を習ったり、骨董市で買った着物を帯や羽織に仕立て直してもらっていたが、結婚してからは、冠婚葬祭以外では数回しか着た事がない。着続けたら、こんなに素敵なおばあちゃまになれるのかしらという元「えすぺろ」という喫茶店の看板娘の美人姉妹。この2人に美しさは圧巻で、著者の書き物が霞んでしまう。この2人のたおやかさ、素敵だなあ。夏には作ってもらっただけで着ていない小千谷が着たくなったけど、どこに行くかが問題。2010/05/10
kiho
5
表紙の割烹着姿の姉妹がとても素敵…お2人が勤めていたという喫茶店が今もあれば、訪ねてみたいと思ったぐらい(閉店で残念)☆日本らしい装いには、それにつながる生活が見える…着物に親しんで育った作者がうらやましくもあり、好きでもかけ離れたい生活を送る自分を省みたり…♪2014/03/10
僕素朴
3
カバー写真からして最高!着物愛と人柄の伝わるエッセイ、少しずつ読み進めるのがじつに楽しかった。こないだ行った本郷の金魚坂も出てきた!銘仙のアクセントは「ギンビスじゃなくて、ギンビス」とは知らなかった。戦前は三枚こはぜが主流。二枚こはぜでくるぶし半分出たようなのが粋だったとあり、中学時代なぜか白い靴下のやたら短い、くるぶし丸出しのがおしゃれとされていたのを思い出した。このかたのご実家が写真館だったからこその「下町の花嫁の一日」という写真ページが素晴らしかった!着物随筆家、森田たまさん。2019/05/27
みつひめ
3
まずは、表紙カバーに登場の日本橋美人姉妹のかわいらしさにヤラれました。内容も、晴着としてのきものでなく、日常のくらしのきものをテーマとしていて、まさに「日々、きもの」のくらしが。わたしもそろそろ、日々きものの暮しにシフトしたくなってきました…。著者のおばあさま、一度だけお目にかかったことがありましたが、その時の素敵な笑顔を思い出しました。2010/02/03




