ちくま学芸文庫<br> 売笑三千年史

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売笑三千年史

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  • サイズ 文庫判/ページ数 701p/高さ 15cm
  • ISBN 9784480095541
  • NDC分類 384.9

内容説明

柳田國男と同時代に活動しながら、いわゆる正統な学者たちが避けたテーマへと果敢に分け入った「異端の民俗学者」中山太郎。主著となる本書を含め、その著作群は一見どぎつい題材とは裏腹に、史料考証を積み重ねたものである。不特定多数の男女が交わりあう各地の神事祭典や各種乱婚・貸妻制など、具体的で膨大な習俗を挙げつつ売買春発生の背景を考察。奈良時代以前の巫娼、平安の浮かれ女、鎌倉の白拍子、室町の辻君と、歴史を追って、つきせぬ情熱で売買春の諸相を総覧する。長らく入手不可能であった幻の書の文庫化。

目次

第1章 売笑の発生的考察
第2章 国初時代
第3章 奈良時代
第4章 平安時代
第5章 鎌倉時代
第6章 室町時代
第7章 江戸時代
第8章 明治時代

著者紹介

中山太郎[ナカヤマタロウ]
1876年、栃木県足利郡生まれ。東京専門学校(現・早稲田大学)卒業後、報知新聞社などで記者として活動。在職中に柳田國男の研究に触れて感銘を受け、民俗学研究の道に入る。民俗歴史資料を渉猟するとともに聞き書きも交えて、売春・婚姻・巫女・若者・盲人・祭礼・信仰・葬儀・伝説・職人など、従来の研究者が避けてきたテーマを含む幅広い分野をまとめあげようと試みた。1947年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

出版社内容情報

〈正統〉な学者が避けた分野に踏みこんだ、異端の民俗学者・中山太郎。本書は、売買春の歴史民俗誌に光をあてる幻の大著である。

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