内容説明
太宰治が、井上ひさしが、土井晩翠が、いがらしみきおが、遠藤周作が描いた宮城を、さんぽしてみませんか?都道府県ごとにゆかりの文学作品を集めたアンソロジー・シリーズ創刊。
目次
風景
暮らし
自然と気候
温泉
松島
蔵王
伊達政宗・仙台藩
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てん06
15
仙台の書店で、新品だがワゴンセールで半額で購入。すでに絶版であるようだ。宮城県が登場したり宮城県を舞台にした小説、随筆、漫画を集めている。掲載された作品の解説もあり気軽に少しずつ読める。太宰治が「惜別」で仙台を、しかもきっちり資料を調べて書いているのは意外だった。2024/11/28
小原知幸
1
こんな本を見つけた。読んでみると、いろんな人が描いた宮城・仙台に触れることができた。山あり温泉あり伊達政宗ありでいいところだが、つくづく思うのは、松島の景観。残念なあの街並みをなんとか出来ないものか。2017/04/26
たまこ
1
出身者だけじゃなく、旅行者や滞在者も含めた文章のアンソロジー。私がみたこの風景を、あの文豪や詩人が見たのかもしれない、その時こんなこと考えてたのか。。と思うと、感慨もひとしお。これから各地が増えていくみたいなので旅行前に一読して現地を訪れるのもいいな、と 思う。2013/08/28